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[再掲]「沖縄戦の実像描いた『島守の塔』 本紙など映画化」?? 松井茂の国民皆警察運動を検証することなく、戦前の警察を賞賛する映画を作るのは、極めて危険である。 [探偵化(警察化)するヒトビト] [探偵化(警察化)するヒトビト]

2019年9月25日の『神戸新聞』のニュースサイトに「沖縄戦の実像描いた『島守の塔』 本紙など映画化」https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201909/0012731870.shtml という記事があった。
太平洋戦争終結から75年となる2020年、沖縄戦を描いた映画「島守(しまもり)の塔」を製作すると、神戸新聞社をはじめ3県の地方紙などによる製作委員会が24日、発表した。住民と苦難を共にした神戸市須磨区出身の島田叡(あきら)・元沖縄県知事(1901~45年)と、栃木県宇都宮市出身の荒井退造・元警察部長(1900~45年)らを軸に、20万人以上の犠牲者を出した地上戦の悲惨さを通じ、人命の尊さ、平和の大切さを訴える。(津谷治英)
と書いてあった。

松井茂の国民皆警察運動(明治期以降の警察を中心とした社会教化運動)を検証することなく、戦前の警察を賞賛する映画を作るのは、極めて危険である。

韓国人(完全に皆警察化されている)の自国の歴史認識と同様の誤りを、日本国民に強いることになるだろう・・・

あ、

日本国民も皆警察化しちゃってるから、自ら喜んで、戦前の警察を絶賛しちゃうか・・・。

以前このブログで
韓国人は、植民地支配の基礎を作った、松井茂や丸山鶴吉による警察を中心とした社会教化運動については、全く無知なのだろうか?  日本で警察研究はタブーだが、韓国でも警察研究はタブーなのだろうか?  植民地時代の警察官僚がそのまま独立後の警察にいたのだとしたら、植民地時代の警察官は、かなり強烈な警察教養(警察学校教養と職場教養)を受けているはずなのだが・・・  韓国人の国民性は、植民地時代に日本人より強烈な警察教養を受けた韓国人警察官僚の後輩による警察を中心とした社会教化運動のなせる業なのだろうか?  まったくお気の毒だ。
と書いたが、日本人も韓国人も、目くそ鼻くそだ。



以下、
「『沖縄の「命の恩人」 宇都宮の誇り 地上戦前20万人疎開に尽力』!! 『まず第1弾として、県職員と警察官の家族700⼈を疎開』って・・・、『警察官』の家族を疎開させたかっただけなんじゃ。 [日本の新聞やニュース番組は、アニメ以上に面白い?]」を再掲。

2016年1月12日の『東京新聞』のニュースサイトに

「沖縄の『命の恩人』 宇都宮の誇り 地上戦前20万人疎開に尽力」という記事があった。

その記事には、以下のような記述があった。

危機感を募らせた荒井は、まず警察官や県職員に家族の疎開を促した。各地で講演会や座談会を開き、住民たちに疎開の必要性を粘り強く説いた。この姿勢が県民を動かし、最終的に島田叡(あきら)知事とともに、二十万人超を九州や沖縄県北部などに退避させたとされる。荒井自身は米軍の上陸後も沖縄にとどまり、住民の避難の指揮を続けたが、四五年六月、現糸満市の摩文仁(まぶに)周辺で、島田知事とともに消息を絶ったという。


とある。

「まず警察官や県職員に家族の疎開」させたということの評価が不十分ではないだろうか?

まず、「警察官」の家族を疎開させることを主眼において、行動したということである。

「警察官」の家族だけを疎開させると、非難されるのは容易に予測できる。

非難されずに「警察官」の家族を疎開させるには、

「県職員の家族」や住民たちの疎開を同時に主張せざるを得ないということは、誰にでも想像できることだ。

2015年8月16日の『産経新聞』のニュースサイトには
荒井は、まず第1弾として、県職員と警察官の家族700⼈を疎開させて機運をつくり、第2次、第3次として2600⼈、続いて8⽉10⼈に9000⼈、さらに9⽉末までに3500⼈と疎開させた。」
(「【郷⼟偉⼈伝】荒井退造 激戦地の沖縄で県⺠疎開に尽⼒した警察部⻑ 戦後70年に故郷・宇都宮の誇りに」)とある。

「まず第1弾として、県職員と警察官の家族700⼈を疎開」させたのである。

警察官の家族優先だったということである。

「四五年六月、現糸満市の摩文仁(まぶに)周辺で、島田知事とともに消息を絶った」というと、避難させるために命を落としたと言いたいところだろうが、知事と警察部長が、いの一番に逃げることができなかったにすぎないだろう。

逃げる途中で、不運にも亡くなられたということ以上の想像は、事実に基づくとはいえない。

さらに、『産経新聞』には、
4⽉27⽇、市町村⻑会議が開かれる。当時の県庁は地下壕(ごう)。塚⽥さんは「非常事態にこのような会議を開催できたことが驚嘆に値する。荒井と島⽥に寄せる深い信頼があったからではないだろうか」とみる。 5⽉25⽇。「六⼗万県⺠ただ暗⿊なる壕内に⽣く。この決戦に敗れて皇国の安泰以(もっ)て望むべくもなしと信じ、この部下と相ともに敢闘す」。荒井は内務省に電⽂をあてた。2⽇後、警察別働隊8⼈を内務省への報告のために向かわせたという電⽂を最後に、内務省への連絡は途絶えた。 警察を⼩班に再編。住⺠保護、避難誘導に当たらせたが、6⽉9⽇、ついに警察は解散。荒井は「警察官の職務は忘れるな」と訓⽰した。「その後も毎⽇のように警察官が避難誘導中に殉職している。荒井の訓⽰に忠実だった」。塚⽥さんは警察官の⾏動に感銘を受けたという。


とあるが、

警察や内務省関係の資料を鵜呑みにして、感銘を受けると事実を見誤るのではないだろうか?


「地上戦前20万人疎開に尽力」!!

「二十万人超を九州や沖縄県北部などに退避させた」!!

というが・・・

疎開させた人数をどのように検証したのか疑問が残る。

「沖縄平和祈念資料館」のサイトhttp://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/heiwagakusyu/kyozai/qa/q3.html には、

Q3 沖縄戦当時、沖縄の人口はどれくらいだったのか? A3 人口統計 590,480(昭和19年) 〔県人口統計課資料〕 疎開 8万4千人 歴史教科書 『大阪書籍』「42万の県民のうち、12万2千人が死亡しました。」 『日本書籍』「犠牲者は59万の県民のうち12万人以上になると推定されている。」 『教育出版』「59万人の県民のうち、死者が12万以上になり、戦闘は9月7日まで続いた。」 『日本文教出版』「沖縄戦での死者は20万人を数え、日本軍兵士約9万人のほか、沖縄の一般住民9万人あまりが犠牲になったといわれ」 『扶桑社』「一般住民約9万4千人が生命を失い、10万人に近い兵士が戦死した。」 沖縄大百科事典(沖縄タイムス社) 沖縄戦当時の人口 約45万人


と書いてある。

「沖縄平和祈念資料館」によれば、「疎開 8万4千人」なのである。

『東京新聞』は「地上戦前20万人疎開に尽力」というが、疎開人数を検証したのだろうか?


荒井は、一九四三(昭和十八)年七月、警察部長として沖縄に赴任し、住民の安全を守る任務の総責任者となった。沖縄戦では「最も大切なのは住民の命」という信念に基づいて仕事し、沖縄では今も慕われる。宇都宮市の郷土歴史家、塚田保美(やすみ)さん(84)は「戦時の官僚としては異例の姿勢」とみる。  当初、軍が「日本は勝つ。米軍は沖縄に上陸しない」と主張したため、疎開の機運が高まらず、荒井は「まつげに火がついてから慌てても知らんぞ」と怒鳴ることもあったという。


というが・・・

「軍が『日本は勝つ。米軍は沖縄に上陸しない』と主張したため、疎開の機運が高まらず、荒井は『まつげに火がついてから慌てても知らんぞ』と怒鳴ることもあった」(文脈から軍人に怒鳴った?)という部分は、「戦時の官僚としては異例の姿勢」というより、

警察官僚(内務官僚)の荒井が軍人に「『まつげに火がついてから慌てても知らんぞ』と怒鳴ることもあった」ということは、

軍と内務官僚の力関係を如実に表しているとみるべきではないだろうか?

完全に、内務官僚が軍の力に屈していたとすれば、軍人を怒鳴りつけたりすると、今の北朝鮮のように銃殺されてしまうのではないだろうか?

本土決戦では国民義勇軍の憲兵になるのが、警察の役割であった(『兵庫県警察史』)ということを無視している。

内務官僚(警察官僚含む)は軍と共謀関係にあったのである。

原文兵衛が『元警視総監の体験的昭和史』(時事通信社、1986年)で戦時中、軍ともめた武勇伝を書いていたと思うが、当時三十代であった原がかなり高飛車に軍人を叱責したにもかかわらず、原には何のお咎めもなかったという。

犬党は陸軍だけの暴走にしたがるが、軍と内務省の力関係は一方的に軍が上回っていたというものではなく、

内務省(警察含む)も軍と共謀関係にあったのである。

でないと、軍に逆らった原は銃殺され、戦後警視総監になることも参議院議長になることもできなかっただろう。

原だけでなく、荒井が軍人を怒鳴りつけたというように、日本全国どこででも、警察官僚(内務官僚)が軍人を怒鳴りつける場面があったのではないだろうか?

戦況が悪くなると、むしろ内務官僚の方が威張っていたのではなかろうか?

そのあたりを考慮せずに、警察官僚(内務官僚)を絶賛するのは、危険な気がする。

あ、日本は国民皆警察化しているから、それでいいのか・・・




以下、
「『ソウルの「ワンピース」展は中止 原作に「旭日旗」登場』? 『原作に「旭日旗(きょくじつき)を思わせるイメージ」が数回登場する』のがそんなに気になるのなら、韓国警察のマークもアウトだろ。 [アニメ・マンガほか]」を再掲。


 2014年7月10日の『朝日新聞』ニュースサイトに「ソウルの『ワンピース』展は中止 原作に『旭日旗』登場」という記事があった。

 「ソウルにある戦争記念館は10日、12日から予定していた日本の人気漫画「ワンピース」の特別展を中止すると発表した」のだそうだ。

 『ワンピース』の「原作に『旭日旗(きょくじつき)を思わせるイメージ』が数回登場するためで、日本の植民地支配を伝える記念館としてはふさわしくないと判断した」からだそうだ。

 「原作に『旭日旗(きょくじつき)を思わせるイメージ』が数回登場する」だけで・・・

 『朝日新聞』の社旗は、旭日旗そのものだが、

 韓国人は、あれを「赤いウニ」の絵か何かと思っているのだろうか?


 「原作に『旭日旗(きょくじつき)を思わせるイメージ』が数回登場する」のがそんなに気になるのなら、

 韓国警察のマークもアウトだろ。

  img_17.jpg

 『仮面ライダー』のショッカーの秘密基地の鳥のオブジェの通信設備の前で、死神博士がぶつぶつ言う場面があるが、

 あの鳥のオブジェそっくりな韓国警察の徽章の足元にあるのは、

 どう見ても、日本警察の略日章(旭影、旭日章とも)をイメージして作ったように見えるんだが・・・

 韓国人は、植民地支配の基礎を作った、松井茂や丸山鶴吉による警察を中心とした社会教化運動については、全く無知なのだろうか?

 日本で警察研究はタブーだが、韓国でも警察研究はタブーなのだろうか?

 植民地時代の警察官僚がそのまま独立後の警察にいたのだとしたら、植民地時代の警察官は、かなり強烈な警察教養(警察学校教養と職場教養)を受けているはずなのだが・・・

 韓国人の国民性は、植民地時代に日本人より強烈な警察教養を受けた韓国人警察官僚の後輩による警察を中心とした社会教化運動のなせる業なのだろうか?

 まったくお気の毒だ。


 そもそも、「戦争記念館」で「『ワンピース』展」やるって、どういう感覚なんだ?

 広島平和記念資料館で『はだしのゲン』展やるのとわけが違うだろう。

 韓国人大衆は、「戦争記念館」を手塚治虫記念館ぐらいにしか考えていないのだろうか?

 日本で靖国神社遊就館で「『ワンピース』展」やったりしたら、大変なことになるぞ。

 私が韓国人だったら、「戦争記念館」で「『ワンピース』展」やるって時点で、怒るだろ。

 だいたい、「戦争記念館」で「『ワンピース』展」って、

 広島平和記念資料館で『北斗の拳』展やるより、意味不明だろ。

 アニメ『北斗の拳』は、核爆弾の爆発場面があるので、原爆繋がりと言えなくもないが・・・

 「戦争」と「ワンピース」って、いったい何繋がりなんだ?

 わけがわからん。


 プロパガンダの一環として、最初から中止するつもりで、やったのだろうか?

 それなら、まさに日本警察のプロパガンダ手法を踏襲している感じだ。

 なんとも、不憫な国民性である。

 日本の犬党と犬党的に戦っても無意味だ。


※略日章(旭影)というのは、こんなマークである。

               ハエ旭影小00.png

 これのぽってりした図柄(例:秋田県警の旗のマーク https://ikuboss.com/wp-content/uploads/2017/11/akita-police01.jpg)があるのだが、それに韓国警察のマークがそっくりである。








 警察のマークを勝手に使ったと言って、ブログを封鎖されてはかなわないので、拡大しておくと、

 略日章(旭影)というのは、こんなマークである(「蝿がウンコに集る図」ソネトブログ『博士の愛した株式』より引用)。
     ハエ旭影05.png


 韓国人もこのぐらいのアート感覚を持って、批判していただきたいものである。

 







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[再掲]「かわと交番」「東宇治交番」といった「女性相談交番」がらみで、3件も拳銃自殺が発生している!! 「気持ち悪い」不祥事が多発か?? [博士が的中させた未来予測ほか]

2017年5月3日の『毎日新聞』のニュースサイトに「なでしこ交番 舞鶴初 女性警察官が24時間対応 /京都」という記事があった。
女性警察官が24時間対応する「平安なでしこ交番」として、行永交番(舞鶴市行永東町)が舞鶴署管内で初めて開設された。女性警察官3人が交代でストーカーや性犯罪などの相談に常時応じられるようにしている。
のだそうだ。
府警は2015年から、男性警察官には相談できない事案に備え、「なでしこ交番」を各署に整備。行永交番は府内で32カ所目。
だという。

「なでしこ交番」というのは、大阪府警など他の都道府県警察が「女性相談交番」と呼んでいる交番の愛称のようである(http://yonalog.net/viewer.html?docid=27000-20151015-ab0d1b3)。

これまでの警察官の犯罪事例から判断すると、被害相談に行った女性が警察官による盗撮やストーカー被害に遭うということも考えられる。たしかに、性別2のおまわりさん(警察官)に相談した方がおまわりさん(警察官)による犯罪被害に遭う可能性は低そうだ。

ただ、この間警視庁でホストクラブ通いのために窃盗した性別2のおまわりさん(警察官)がいたようだから、別の犯罪被害に遭う可能性は否定できないだろう。

性別1のおまわりさん(警察官)と比較して有意に性別2のおまわりさん(警察官)による犯罪発生の可能性が低いのは、性犯罪だけだと思われる。

この記事に気になる記述があった。
巡査部長(27)は今春、宇治署管内のなでしこ交番である東宇治交番(宇治市五ケ庄折坂)から転属。夜中に駆け込んで来た痴漢被害者に対応した経験もある
という個所だ。

京都府警宇治警察署の東宇治交番というのは、2016年1月30日に性別1のおまわりさん(警察官)が、勤務時間中に貸与拳銃を持ったまま行方不明になったにもかかわらず、そのまま放置し、市民が宇治市山中で行方不明になっていたおまわりさん(警察官)が拳銃自殺しているのを発見するという、不可解な事件のあった、あの交番である。

「府警は2015年から、男性警察官には相談できない事案に備え、「なでしこ交番」を各署に整備」ということで、

2016年の拳銃自殺があった時、

自殺した性別1のおまわりさん(警察官)を最後に目撃したのが上司の性別2の警部補だった(「30⽇の昼ごろに交番で上司の⼥性警部補が⾒かけた際、巡査に変わった様⼦はなかった」『神戸新聞』)そうなので、

その時すでに東宇治交番が、なでしこ交番だった可能性が高そうだ。

気になって、調べてみたところ、

1999年1月20日の『毎日新聞』の「[しまね拡大鏡]女性被害者対策の今後 「女性相談交番」を配置 /島根」という記事に
県警は1996年8月、基本的に女性の担当者が応対する「性犯罪110番」を開設し、昨年末までに78件の相談を受けた。また、97年5月には松江署古志原交番と出雲署東交番(98年3月にかわと交番に移行)を「女性相談交番」に指定し、それぞれに婦人警官を配置した。
とあるのを発見した。

あのおどろおどろしい出来事のあった、

島根県警出雲警察署のかわと交番も、

「女性相談交番」(京都府警では「なでしこ交番」と呼ばれている)だったのである。

「女性相談交番」は、一般の交番より数が少ないはずなのに、

年平均5件程度の拳銃自殺が、

「女性相談交番」がらみで、3件も起きていたのである。

「剣道・柔道・射撃特練員、白バイ・パトカー・ヘリコプター、SP・SAT・SIT、DJポリス、犬・猫・女性警察官。」http://nekotou-senngenn.blog.so-net.ne.jp/2014-06-12で、
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毎日のように女性警察官が新聞記事などで取り上げられる。

「親ガモ役は警察官 子ガモを国道から札幌・豊平川まで誘導 ネットで話題に」(『北海道新聞』2014年6月12日夕刊)

「京都府警、『平安なでしこ交番』整備へ 女性警察官が24時間対応」『産経新聞』ニュースサイト、2014年6月12日)

男性警察官より女性警察官の方が、覗き、盗撮、痴漢、淫行等の性犯罪の加害者になる可能性が極めて低いということで、男性警察官による不祥事が続くと、どうしても警察宣伝に使いたくなる気持ちは理解できなくはない。

だが、ドラマ『失恋ショコラティエ』(2014年)で描かれているように、女性だから、聖母のような人とはかぎらない。

ドラマ『失恋ショコラティエ』(2014年)第8話45分15秒あたりで、転びそうになった薫子が爽太に抱支えられて、

「爽太君。 あの女は、おかしいよ。気持ち悪い。でも、私も同じに気持ち悪い。」(薫子のこころの声)

「薫子さん…」(爽太)

「爽太君。気をつけないと。女は…、気持ち悪い生き物だよ」(薫子のこころの声)
という場面がある。

このドラマの原作は、『月刊フラワーズ』に連載された女性マンガ家の水城せとなさんの『失恋ショコラティエ』なのだそうだ。

男性作家には…いや、少なくても、宮崎駿やその崇拝者たちには、

「女は気持ち悪い生き物だ」

とは書けないだろう。


女性警察官が増えると、「気持ち悪い」不祥事や犯罪http://nekotou-senngenn.blog.so-net.ne.jp/2014-06-12-1が増えるのではないだろうか。

心配である。
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http://nekotou-senngenn.blog.so-net.ne.jp/2014-06-12 に書いていた。

また、気付かないうちに、未来予測を的中させてしまっていたようだ。

未来予測を的中させてしまったというのは、

「京都府警、『平安なでしこ交番』」、つまり東宇治交番で、不可解な拳銃自殺が発生したこと。

そして、異変に気付かなかったと不可解な証言をした、性別2のおまわりさん(警察官)は、『失恋ショコラティエ』(2014年)でいうところの「気持ち悪い生き物」の可能性が高そうだ、と言った程度の意味。

「気持ち悪い生き物」が原因と言い切る証拠はないが・・・

「女性相談交番」がらみで、3件も拳銃自殺が発生していることから、

「気持ち悪い」不祥事が起きていたことは、確かだろう。



以下は、
警務課の連中は、GPS携帯が移動しないのを確認しつつ、「動かはらんらへんで」「拳銃自殺でもしてはんのやろか?」「びっくりポンや!」などと話していたのではないだろうか?
を再掲。

2016年1月30日の『朝日新聞』のニュースサイトに「警察官、山中で拳銃自殺か 京都・宇治の山中で発見」という記事があった。

「30日午後5時5分ごろ、京都府宇治市炭山の山中で、宇治署東宇治交番の男性巡査(24)が頭から血を流して倒れているのを、署員が見つけた。」のだそうだ。

宇治署によると、「同日午後4時半ごろ、通行人から『警察のバイクが路上にとめてある』と通報があり、署員が捜索。バイクから約20メートル離れた雑木林で倒れていた。」という。

「発見時、巡査は右手で拳銃を握っており、1発が発射されていた。周辺に争った形跡はなく、署は拳銃で自殺したとみている。」

というが・・・

死亡した「巡査はこの日は交番で勤務し、午後1時ごろ、何も言わずに出て行ったという。」と『朝日新聞』の記事にある。

「午後4時半ごろ、通行人から『警察のバイクが路上にとめてある』と通報があり、署員が捜索」したのが事実なら・・・

かなり、不審な死亡事案の気がするのだが・・・

「午後1時ごろ、何も言わずに出て行った」巡査が、「午後4時半ごろ」まで所在不明になっているのに、

死亡した巡査を心配する同僚のおまわりさん(警察官)はヒトリもいなかったのだろうか?

それも道義的にかなり問題だが・・・

拳銃を持った警察官が、「午後1時ごろ」から、「午後4時半ごろ」まで所在不明になっているのに誰も気づかない京都府警って・・・

以前、新潟県警では、警察官が住民を3人撃って、2人を即死、1人に重傷を負わせ、自身は拳銃自殺するという事件があった。

これは、ほんの一例に過ぎない。

壊れた警察官の犯罪例は枚挙に暇がない。

危機管理上かなり問題があるのではないだろうか?

死亡した巡査が勤務していた宇治署東宇治交番は、JR黄檗駅の近くにあり、近辺には、京都大学宇治キャンパス、病院、幼稚園、小・中学校、高校、万福寺、自衛隊駐屯所などがあり、壊れた警察官が乱射事件を起こすと大惨事になりそうな場所が多い。

死亡した巡査は、GPS携帯を持っていなかったのだろうか?

もし、本当に自殺なら、

京都府警(宇治署の上司・同僚・同じ箱の面々など)は、普段の状況から死亡した警察官が、そろそろ自殺するだろうと予測していたから、

安心していたのではないだろうか。

だから、

「午後1時ごろ」から、「午後4時半ごろ」までの3時間30分も所在不明になっても、

全然、気にならなかったのではないだろうか?

いや警務課の連中は、

GPS携帯が移動しないのを確認しつつ、

「動かはらんらへんで」

「拳銃自殺でもしてはんのやろか?」

「びっくりポンや!」

などと話していたのではないだろうか?



GPS携帯を持っていなかったとしても、死亡した巡査も警察無線は持っていたはずだから、3時間30分も所在不明になることは、通常ありえない。通常あり得ないというのは、警務課が免職理由を作るために意図的に放置しする(箱で全員で無視し仕事を与えないにもかかわらず、仕事をしなかったするなどのいわゆる組織ぐるみのイジメ)以外には、ありえないという意味である。





[再掲]猫さかり巡査も盛る交番(ハコ)の中 「交番で部下と性行為 巡査部長を減給―兵庫県警」 また、盛り上がってしまったようだ。 [「巡査臭ぷんぷん」だよ。]

2020年03月19日の時事ドットコムのサイトに「交番で部下と性行為 巡査部長を減給―兵庫県警」という記事があった。

兵庫県警察本部
監察官室によると、巡査部長は既婚者で、昨年12月から今年2月ごろまで女性巡査と不倫関係にあった。勤務中、数回にわたり交番の休憩室で性行為をしていたという。


また、盛り上がってしまったようだ。

いつもの「同日付で依願退職した」を書いていないことから、現職のままのようだ。

猫さかり巡査も盛る交番(ハコ)の中

盛り上がり花栗香る交番(ハコ)の中

栗の花女性巡査の口に咲く

栗の花女性巡査のまとう香(コウ)

宿直の女性巡査に栗匂う

警察の施設に匂う栗の花

巡査臭プンプンするよ栗の花

※「栗の花」は夏の季語。季節とは関係ないが、確かに警察施設はいつも「栗の花」の匂いがする気がする。
巡査臭ぷんぷん.jpg


以前このブログの
「『盛り上がってしまって…』当直中署内で性行為 女性巡査が不倫相手と」 兵庫県警察本部兵庫警察署は警察慰安所? 同僚が殉職した場所で警察慰安婦と性交って・・・ [警察官は人間失格である]」という記事で
兵庫県警のおまわりさん(警察官)には、 同僚が殉職した場所で、 警察慰安婦と性交するようなヒトがいるということを忘れてはいけない。 このおまわりさん(警察官)が特別なら、懲戒免職になっているだろうが、 兵庫県警は懲戒免職にしなかった。 懲戒免職にしないということは、 このぐらいのことで懲戒免職にすると、ミンナ懲戒免職になってしまうと思ったからに違いない。 兵庫県警にはこの程度のおまわりさん(警察官)が沢山いて、 こんなおまわりさん(警察官)が幹部になるのである。 昇進試験の不正(現職幹部が金銭を受け取って昇進試験問題集出版会社へ情報提供)を考えれば、不正によって作られた昇進試験問題集で昇進試験にパスしたヒトしかいないということになる。 不正が前提で昇進して行く、兵庫県警にまともな幹部がいたら奇跡だろう。
と書いたが、

また、当ててしまったようだ。

このブログでは、性別2の警察職員(警察官と一般職員)と結婚して子供をもうけた人に、子弟とのPCR検査・・・、じゃなくて、DNA検査を推奨しているが、その理由がご理解いただけただろう。

高知県警「トリプル不倫」現地取材.jpg

高知県警のポスターだが、どこの都道府県警も目くそ鼻くそなので、再掲。

※公文書の偽造や捏造が出来ないと言った兵庫県警察本部総務部会計課の技術吏員をイジメ殺したり、妙法寺の機動隊で同じ隊の警官を二人続けて自殺させたりしても、全然問題にならない。警察施設内での性行は、店先で性交する犬に店主がバケツで水を掛ける程度の極めて軽い処分だ。兵庫県警にイジメ殺された(社会的抹殺含む)無辜の御霊の名誉が回復されるのは、一体、何時のことなのだろうか?

ま、国民皆警察化した社会だから、永遠に来ないか・・・
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動物園なんだよ。.jpg







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[再掲]安倍晋三元総理射殺事件で「救急隊員ら6人がPTSD疑い」!? 「衆人環視下であるため収容を優先」ということは救命の可能性がなかったことを示しているのでは? [からかい殺す世の中に] [安倍ちゃん炸裂しろ!!]

2022年7月28日の『毎日新聞』のニュースサイトに「救急隊員ら6人がPTSD疑い 安倍氏銃撃時の救命記録を公開」という記事があった。
安倍晋三元首相(67)が街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、奈良市消防局は28日、現場に出動した救急隊員らの救命活動記録を公開した。救急車は119番から10分後に到着し、CPA(心肺停止)状態だった安倍氏にあらゆる応急処置が講じられた緊迫の様子が記載されていた。一方、現場で活動した計24人のうち6人が事件後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)が疑われる症状を訴えていることも市への取材で判明した。

報告書などによると、救急隊員らが急行した際、安倍氏は道路のアスファルト上にあおむけの状態(背(はい)臥(が)位(い))になり、警備関係者らに付き添われていた。頸(けい)部(首元)には銃創が確認された。心肺蘇生や気管挿管、酸素吸入、心電図の確認などの応急処置が繰り返されたが、「初期波形は心静止」とされ、容体が全く改善しない状況が書かれていた。

報告書には「群衆多数で、現場騒然としており衆人環視下であるため収容を優先」との記述も。最悪の事態が想定される中、市消防局はプライバシー保護の観点から、安倍氏を人目に触れない場所へ速やかに移動させることが必要と判断。

PTSDは生死に関わる体験をすると、不安や動悸(どうき)のほか、自らの意思と関係なく記憶がよみがえる症状が出ることもある。

現場での作業は現場指揮や支援、群衆を整理する危険排除なども含まれるが、市は個人情報を理由に6人の所属や当時の担当は明らかにしていない。
などと書いてあった。

この記事を見て違和感を感じた。

安倍晋三元総理が射殺された事件で、事件当時の動画を見た限り、安倍晋三元総理の顔色が悪く、反応もないようだったが、交通事故のように身体損傷が激しいとか何人分もの血が滝のように流れているような状況ではなかったように見えた。

交通事故でレスキュー隊が大型油圧救助器具を使って救助しなければならないくらい、グジャグジャに潰れた人を救助することや、救急出動したものの現場で死亡が確認される場合や、救急車内で亡くなることも体験することもあるであろう救急隊員が、一つの事案で通常の救急業務であつかう状態より遙かに綺麗な状態の患者を収容しただけで、救急のプロが6人もPTSDになるものだろうか?

なんとも奇怪な話しだ。

「『初期波形は心静止』とされ、容体が全く改善しない状況」で、「群衆多数で、現場騒然としており衆人環視下であるため収容を優先」という記述からは、通常なら到着直後に死亡とされるような状態だった可能性がみてとれる。

通常考えられる救命の可能性があるなら、救命のプロが「衆人環視下であるため収容を優先」という判断は絶対しないだろう。これは、医療や救急でなく、政治や警察の判断であるように思える。

「『初期波形は心静止』とされ、容体が全く改善しない状況」という記述の「心静止」という見慣れない表現を調べてみると、

Wikipediaの「心静止」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E9%9D%99%E6%AD%A2 には、
心静止(しんせいし、asystole)とは、心室の収縮がない状態のことである。 心停止の最も深刻な形態であり、通常不可逆的である。心臓は電気的に興奮しておらず、心電図上はP波が見られることもあるがQRS波は確認できず、平坦な1本の基線のみとなる。

心臓の電気的な興奮が認められないため、自動体外式除細動器(AED)の適応はなく、心臓マッサージ等の心肺蘇生とエピネフリンなどの昇圧剤の静脈内投与がその治療である。
などと書いてあった。

「心静止」では「自動体外式除細動器(AED)」は意味がないということのようだ。

『Medical Note』というサイトの「心停止」https://medicalnote.jp/diseases/%E5%BF%83%E5%81%9C%E6%AD%A2 という項目によると、
心停止とは、心臓が体に血液を送るのに有効なはたらきができていない状態を指します。通常は、心臓に近い、かつ外から触れることができる総頸動脈で脈拍が確認できないと心停止とみなします。この状態で胸骨圧迫(心臓マッサージ)を含む心肺蘇生の効果がない場合に死亡と判断します。

心停止には心臓のはたらきから3つの分類があります。 ①脈なし心室性頻拍・心室粗動 ②無脈性電気活動 ③心静止 以上の3つです。 ①と②は心電図やエコーでまだ心臓が動いていることが確認できます。③は完全に心臓が止まっている状態ではじめが①や②であっても蘇生ができなければ最終的には③となります 。
などと書いてあった。

素人が読む限り「『初期波形は心静止』とされ、容体が全く改善しない状況」というのは、現場でずっと「心静止」状態だったということだから、すでに「死亡」だった可能性が高いように思える。

「救急隊員ら6人がPTSD疑い」というのは、通常、「死亡」と判断して救命処置や医療行為が停止されるような状態で、救命処置や特定行為を継続するよう命令されたことの無力感からくるPTSDなのではないだろうか?

パワハラによるPTSDと同じ状況に晒されたのではないかとの疑念が持たれそうな事案である。そんな疑念を持たれないように、奈良市消防局は、所属や当時の業務を発表しておいた方が良いのではないだろうか?

財務省の赤木さんの自殺の構造と似ているような気がしてならない。

救急隊員の常識では胸骨圧迫(心臓マッサージ)を含む心肺蘇生の効果がない状態が続いているのに、警察の見せる警備活動のように、「衆人環視下」の状況を考慮して、見せる救命活動を継続しつつ「安倍氏を人目に触れない場所へ速やかに移動させること」つまり「衆人環視下であるため収容を優先」させたことに起因しているのではないだろうか。

素人考えだが、救命のプロなら心臓が破裂している場合の胸骨圧迫(心臓マッサージ)した際の感覚(グチュグチュ内部で出血が大きくなっていく感覚?)で言い知れない不安と恐怖を感じながら、命令が続く限り止めたくても止められないという状態にされ、強い無力感を感じる状況が継続したことでPTSDを発症したような気がする。

通常業務ではすでに「死亡」のはずと思いながらも命令が続く限り心肺蘇生し続けざるを得ない状況というのは、公文書を改ざんするよう繰り返し命令され意思に反して改ざんせざるを得ない状況にされるのに似ている気がする。

もしそうだとするなら、なんとも気の毒な話しだ。







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[再掲]「美味しんぼ 第604話 福島の真実その22」を読んだ。確かに208頁で士郎が鼻血を流している。 [アニメ・マンガほか]

『ビッグコミックスピリッツ』(2014年22・23合併号)の「美味しんぼ 第604話 福島の真実その22」を読んだ。

確かに208頁で士郎が鼻血を流している。

ただし、「福島の放射線とこの鼻血とは関連づける医学的知見がありません。」(新銀座中央病院耳鼻咽喉科医師、209頁)と医学的には、定かでないと、ちゃんと書いている。

「鼻血」についてみると、

「福島に何度かいらしているそうですが、体調に変わりはありませんか。」(岐阜環境医学研究所 松井英介所長、210頁)
「じつは、理由がわからないのに鼻血が出まして…」(士郎、211頁)
「やはり。」(岐阜環境医学研究所 松井英介所長、211頁)
「僕も鼻血が止らなくなった。病院に行ってもぜんぜん原因がわからない。」(211頁)
「む、私も鼻血が出た。」「大量ではなく、鼻をかんだら血が混じっているくらいだったが、」「福島に行くようになってからひどく疲れやすくなった。」(海原雄山、211頁)
「私も鼻血が出ます」「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです。」(井戸川、212頁)
などと、「鼻血」について、ちょっとくどいほど書いてある。

たしかに、岐阜環境医学研究所 松井英介所長が「福島に何度かいらしているそうですが、体調に変わりはありませんか。」「やはり。」などと言っているので、福島の放射線と鼻血との関係を暗示しているといえそうだ。

だが、それほどワンワンキャンキャン言うほどの表現には思えない。

あんまり騒ぐと、鼻血の原因をPM2.5のせいだと宣伝した効果がなくなるから、まずいと思って騒いでいるのか?

などと深読みされかねないので、そんなに騒ぐべきでないだろう。

大阪市長がワンワン言っていたようだが、関西に住んでいると、そんなに気にならない表現だ。

関東に住んでたり、関東に出張などで行き来する人は、鼻血がでたりしたら、

「もしかしたら、放射線のせいか?」

などと思ってしまった経験があるから、ワンワンキャンキャン言っているのだろうか?

ブラック企業で、労働条件について苦情を言う同僚をミンナでイジメるのと一緒で、自分が怖くて言えないことを他人が言うとイジメたくなる犬党特有の心情を吐露しているのだろう。

普通の健康状態で、年に何回くらい、月に何回くらい鼻血が出るものなのかは知らないが、通常の頻度を超えて鼻血が出るのだとしたら、不安に思って気にする人が出てくるのも当然だ。

不安になるから風評が出るのだろうから、

風評被害が出ないようにするには、ワンワンキャンキャン言う前に、

普通の健康状態の人の鼻血が出る頻度を発表してもらって、鼻血について詳しく知って、自己管理できるようにしてもらうのが一番のように思うのだが…

そうすると、本当のことが分かるからまずいからワンワンキャンキャン言うのだろうか?

ワンワンキャンキャン言うと、よけい不安をあおって、風評が大きくなる気がするのだが…

この風評を大きくして、何かを隠そうとでもしているのだろうか。

「美味しんぼ 第604話 福島の真実その22」の「鼻血問題」は、福島第一原発の事故現場の工事現場のような場所で鼻にチリが入って鼻血が出たのか?などと思うぐらいで、それほど怖いとも思わないが…

「1号機から3号機の燃料はメルトスルーして、今どこにあるのかもわからない…」「この状況で根本的な処置ができるはずがありません。」(士郎、205頁)という所の方が、怖い。

「メルトダウン」より「メルトスルー」の方が、言葉の響きが、怖い。

いったいどこまで、「スルー」していくのだろう?

ブラジルまでか?

などと、不安に思ってしまう。

『美味しんぼ』では一応、原子炉格納容器の底は抜けていないように描いてあるので、不安を煽ることはないと思うが…

熱い核燃料は何処まで行っちゃったんだろう?

風評被害が出ないように早く行方を明らかにしていただきたいものだ。

※危機管理広報的な発想をすれば、「鼻血」でワンワンキャンキャンいうのは、「メルトスルー」から目をそらすためということになるだろう。「鼻血」(危機を煽る語)と「風評被害」(危機を管理する語)を危機管理のためのスローガンにしたのだろう。究極の危機管理のスローガン「自粛」には及ばないものの、「風評被害」も応用範囲の広いスローガンだ。



以下
「『被災地で目立つ鼻血発症 岡山大教授ら調査』「美味しんぼ」の『鼻血』表現は、不安を煽るものでなく、事実を伝えるものであった? [世界の彼方此方で「ニャー」と叫ぼう。]」を再掲。

 2014年7月14日の『神戸新聞』ニュースサイトに「被災地で目立つ鼻血発症 岡山大教授ら調査」という記事があった。

「原発事故の後、福島では本当に鼻血を出す人が増えたのか。その疑問に答えるため、岡山大学の津田敏秀教授(環境医学)らは福島県双葉町の協力を得て調査。被災地外の地域と比べて鼻血の症状を訴えた住民の割合は高いことが確かめられた」のだそうだ。

「調査は、水俣病などの公害被害調査を参考に疫学的手法を採用。2012年11月、全町民を対象に実施した。」というから、『美味しんぼ』でこの研究結果を紹介していれば、鼻血には、科学的な根拠があったことになる。

「比較対象に選んだ滋賀県長浜市と比べ、鼻血を発症する確率は双葉町民の方が3・8倍あった。吐き気や疲れやすさなどの率も有意に高かった。」というから、いよいよ、放射線の影響が疑われる。

 ただ、滋賀県長浜市と福島県双葉町とでは、塩分摂取量がことなり、高血圧等の成人病の発症率が3・8倍(比較にならない程多い)なんてことはないのだろか?

 高血圧患者数の単純比較では、3・8倍(都道府県別統計とランキングで見る県民性http://todo-ran.com/ts/kiji/14940)にはならないようだが・・・

 ちなみに、2008年のデータで一万人当たり、福島県は900.96人、滋賀県は631.40人。高血圧と鼻血は関係があるそうだ。

 潜在的な患者数が4倍というのも考えづらいが・・・

 その辺の問題はないのだろうか?

 私なら、あとから、ワンワンキャンキャン言われないように、島根県の都市と比較するが・・・

 2008年のデータで一万人当たり、島根県は872.98人と福島県の900.96人に近い。

 これなら、潜在的な患者数(予備軍含む)も同程度と言い張れるから、明快だ。

 きっと、大きな声で言えない、深い事情があったのだろう。


「津田教授らは、長期の避難生活だけでなく放射線の影響があるとみており、熊本学園大学の中地重晴教授が調査の中間報告を昨年、学会で発表。健康管理の重要性を訴えた。郷地所長は今回、これらの症状を医学面から考察。」ということだから、

 医学上、問題ないのだろう。

津田教授は、
「『説明に無理がなく、内容に異論はない。鼻血の症状自体を認めない人もいるが、それこそ科学的な根拠がなく、問題だ』」「ただ住民の訴えは「『ストレスの影響』などと軽視され、実態調査もほとんどなされてない。津田教授は『大気中の微小粒子状物質「PM2・5」では大騒ぎするのに、調査する権限を持つ自治体の首長も、この問題では事実を調べようとしない。その責任は大きい』」と指摘したという。

 『神戸新聞』は同日付の「福島の鼻血『内部被ばくか』神戸の医師、学会で発表」という記事でも、

「東日本大震災による原発事故の後、福島県では、子どもを中心に鼻血が出る症状が相次いだ。漫画『美味(おい)しんぼ』で登場人物が鼻血を流す場面が『風評被害を招く』などと批判されたが、実際に放射性物質が結合した金属粒子が鼻の粘膜に付着し、内部被ばくを起こした可能性があることを、東神戸診療所(神戸市中央区)の郷地(ごうち)秀夫所長が12日に名古屋市で開かれた日本社会医学会で発表した。」と伝えている。

「郷地所長によると、福島からの避難者の2人に1人ほどが家族などの鼻血を体験している。突然出血し、普段あまり鼻血を出さなかった子どもが多いのが特徴。避難後はほとんどの症状が治まっているという。」

「郷地所長は、金属粒子が鼻の粘膜に付着したのが引き金となった可能性を指摘」し、

「金属粒子は直径数ミクロンで、人体のごく小さな範囲に1日100ミリシーベルトを超える放射線を出し、組織を損傷する」として、

「『もともと花粉症やアレルギーなどで粘膜が炎症していた人が出血を起こしても不思議はない』」などと述べて、

「大量に吸い込んだ人も少なくないとみられ、内部被ばくの問題と捉え、早期に科学的な調査と分析をすべきだった」と指摘したという。

 『美味しんぼ』の「鼻血」表現は、不安を煽るものでなく、事実を伝えるものであった可能性が高そうである。

 ワンワンキャンキャン言って、『美味しんぼ』を責めて、その尻馬に乗った犬党のヒトビトは、どう責任を取るのだろうか?

 あ、ジブンのせいでなにが起こっても責任を取らないのが、犬党だった。





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