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東⽇本⼤震災の被災地⽀援で宮城県警に特別出向していた大阪府警阿倍野署地域課の巡査⻑が、女性を殺害。 [リクルーター(元祖ブラック企業警察)]

以下の文章は、突然閉鎖された「博士の愛した株式」というブログに掲載されていた記事である。

「福島第1原発周辺での行方不明者捜索や犠牲者の検視、遺体搬送に当たる警察官の特殊勤務手当について [蘇る博士]」

という記事を引用した。

関連個所を書きだすと、以下の通りだ。

おまわりさん(警察官=150)の給与が普通の公務員より1割高いのは、「行方不明者捜索や犠牲者の検視、遺体搬送」も勤務に含まれているからである。

本来は、特殊勤務手当を付けるのではなく、昇進試験の際の考慮事項の一つにする程度で良いはずだが、

たいがい、危ないところへ行かされるのは、壊れかかったおまわりさん(警察官=150)・縁故のないおまわりさん(警察官=150)で細かいことを言うおまわりさん(警察官=150)(本社評価:お金だけやっといたらいいヤツラ)が優先的に危険な業務に充てられる。

これらのおまわりさん(警察官=150)は、本社のヒトが、安もんの課長とさげすむ署の課長にすらなる見込みのないヒトビトだから、昇進試験の際考慮するといったぐらいでは、インセンティブを与えることができない。

おまわりさん(警察官=150)との結婚を考えているヒトは、福島派遣回数が0に近い方が、良いウジ虫(将来警察官の階級の上位まで登れると言った程度の意味)だと思って間違いないだろう。

以上書き出した個所の中で、

「たいがい、危ないところへ行かされるのは、壊れかかったおまわりさん(警察官=150)・縁故のないおまわりさん(警察官=150)で細かいことを言うおまわりさん(警察官=150)(本社評価:お金だけやっといたらいいヤツラ)が優先的に危険な業務に充てられる。」

という個所と最後の

「おまわりさん(警察官=150)との結婚を考えているヒトは、福島派遣回数が0に近い方が、良いウジ虫(将来警察官の階級の上位まで登れると言った程度の意味)だと思って間違いないだろう。」

という個所にご注目いただきたい。

この二か所を記憶にとどめて、

2015年1月25日の『産経新聞』のニュースサイトにある

「交際⼥性『(巡査⻑の)妻や警察に⾔う』→『カッとなった』逮捕の巡査⻑」という記事を読んでいただきたい。

「⼤阪市東住吉区のマンションで住⼈の医療事務員、●●●さん(23)の⾸を絞めて殺したとして、⼤阪府警に逮捕された府警阿倍野署地域課の巡査⻑」の話が載っている記事だ。

警察官にはありがちな事件で、特に珍しいものではない。

この特に珍しくもない事件の記事でどこを読んでほしいかというと、

「府警によると、●●容疑者は、東⽇本⼤震災の被災地⽀援で宮城県警に特別出向していた平成25年5⽉、同県内の⼤学に通っていた⽩⽥さんと知り合い、まもなく交際を始めた。しかし、昨年4⽉に⼤阪府警に帰任し、同8⽉、妻(26)と結婚していた。」

という個所の「東⽇本⼤震災の被災地⽀援で宮城県警に特別出向していた」という部分だ。

殺人容疑で逮捕された大阪府警阿倍野署地域課の巡査⻑は、「東⽇本⼤震災の被災地⽀援で宮城県警に特別出向していた」おまわりさん(警察官)だったのである。

ここで、先に引用した以前このブログで書いた言葉を思い出していただきたい。

「たいがい、危ないところへ行かされるのは、壊れかかったおまわりさん(警察官=150)・縁故のないおまわりさん(警察官=150)で細かいことを言うおまわりさん(警察官=150)(本社評価:お金だけやっといたらいいヤツラ)が優先的に危険な業務に充てられる。」

「おまわりさん(警察官=150)との結婚を考えているヒトは、福島派遣回数が0に近い方が、良いウジ虫(将来警察官の階級の上位まで登れると言った程度の意味)だと思って間違いないだろう。」

「たいがい、危ないところへ行かされるのは、壊れかかったおまわりさん(警察官=150)」

「おまわりさん(警察官=150)との結婚を考えているヒトは、福島派遣回数が0に近い方が、良いウジ虫(将来警察官の階級の上位まで登れると言った程度の意味)」

「福島派遣回数が0に近い方が、良いウジ虫」の「福島派遣」という部分が、危ないところの代表的な事例と考えれば、「危ないところ」への「派遣回数が0に近い方が、良いウジ虫」という意味であることは容易に理解できる。

博士はブログの同記事で、「※警察や地方公務員等の被災地派遣がマスコミで何か心温まる良いことのように報道されるが、あれは、普段より多くの御手当てを貰っているヒトだ。ボランティアで行っているのではないということを、忘れて、感謝したりすると後でがっかりすることになるだろう。」とも述べており、

「福島派遣」を「被災地派遣」の象徴的な事例として、述べていると考えて間違いないだろう。

そう考えると、博士の予測は、またしても的中していたことになる。

つまり、この事件を起こしたおまわりさん(警察官)は、

1回派遣されているので、壊れたおまわりさん(警察官)の可能性が大と予測できたということだ。

「東⽇本⼤震災の被災地⽀援で宮城県警に特別出向していた」おまわりさん(警察官)
=被災地派遣のおまわりさん(警察官)
≒「福島派遣」のおまわりさん(警察官)
⇒「おまわりさん(警察官=150)との結婚を考えているヒトは、福島派遣回数が0に近い方が、良いウジ虫(将来警察官の階級の上位まで登れると言った程度の意味)」

今回の事件を起こしたおまわりさん(警察官)は、1回派遣されているので、壊れたおまわりさん(警察官)の可能性が大であると事前にわかっていたことになる。

なので、このおまわりさん(警察官)とは、結婚しない方が正解だった。

と言えるだろう。

なんとも恐ろしい話だ。

誤解がないように言っておくが、私が、恐ろしいと言っているのは、博士の予知能力に近い予測を恐れているのではない。

「たいがい、危ないところへ行かされるのは、壊れかかったおまわりさん(警察官=150)」という、

バレバレの警察の人事管理が、恐ろしいと言っているのである。

※記事には、殺害場所となったマンションの写真がついている。いつもながら、人殺しの警察官の顔写真は事件直後に公開されない。「ウサギ汁事件」のころは、制帽被った制服姿の警察官の顔写真が事件直後の新聞記事に掲載されていたが、現在は通信環境が革命的に良くなったはずなのに、事件直後に警察官の顔写真が公開されることはほとんどない。警察では入庁章などに使用するの顔写真を撮っているので、事件直後に入手できる写真は、制服姿の写真のはずなのだが・・・。ストーカー殺人の警視庁の警察官の公開された顔写真は釣りに行った時の写真だった。日本の新聞社全てが、警察の宣伝機関化していると考えて間違いないだろう。





「広島・三原署員が拳銃自殺 交番のシャワー室で」という記事があった。統計的には、今年度中にあと4人以上のおまわりさん(警察官)が、拳銃自殺するということになる。 [リクルーター(元祖ブラック企業警察)]

2015年4月7日の『産経新聞』のニュースサイトに「広島・三原署員が拳銃自殺 交番のシャワー室で」という記事があった。

「7日午前9時50分ごろ、広島県三原市宮浦の三原署宮浦交番で、同交番勤務の同署地域課の男性警部補(58)が、交番2階のシャワー室で頭から血を流して倒れているのを、同交番の相談員が発見した。」のだそうだ。

三原署宮浦交番(https://www.google.co.jp/maps/@34.398406,133.059926,3a,75y,199.43h,82.91t/data=!3m4!1e1!3m2!1sSMN99hYeszAT65lbNnBFQw!2e0?hl=ja)というのは、葬儀会館のような意匠の建物だ。

2015年年度第一号の拳銃自殺ということのようだ。

1人勤務の交番だったということだから、拳銃の発射音を聞いた人はいないようだ。

統計的には、今年度中(2015年4月から2016年3月末まで)にあと4人以上のおまわりさん(警察官)が、拳銃自殺するということになる。

ブラック企業も顔負けだ。

あ、ブラック企業は、警察の摸倣をしているんだった。



「機動隊の部下を平手打ち、正座…警部と警部補を処分」!! 「曖昧な指示をして指示通りじゃないと 無理言って殴る 正座させて蹴り飛ばす」♪~ 「ノンフィクション替え歌」は、本当にノンフィクションなのだ。 [リクルーター(元祖ブラック企業警察)]

2016年6月10日の『産経新聞』のニュースサイトに「機動隊の部下を平手打ち、正座…警部と警部補を処分」という記事があった。

徳島県警機動隊の40代男性警部と30代男性警部補が3~4月、部下を殴るなどしていた
のだそうだ。

警部は3月、部隊活動の準備不足を理由に、部下の男性隊員の顔を平手打ちした。このほか熊本地震の被災地支援に出動した際などに別の男性隊員を罵倒したり、正座させたりした。警部補は4月、部隊活動中に隊列が乱れたことに立腹し、男性隊員を蹴ったり殴ったりした。
らしい。

監察課は「あってはならない行為。職務管理を徹底・指導し再発防止に努める」とのコメントを出した。
らしいが・・・

いずれも被害届は出ておらず事件化はしない
のだそうだ。


「蹴ったり殴ったり」は、パワハラじゃなくて、暴行や傷害事件だ。

監察課のコメントの「あってはならない行為。」というのは、

部下が上司を告訴することなのだろうか?

監察課のコメントの「職務管理を徹底・指導し再発防止に努める」というのは、

警察内の暴行、傷害、殺人事件が外部に漏れることが再びあってはならないということなのだろうか?

災害派遣やサミット警備などで、おまわりさん(警察官)が派遣された地域は、おまわりさん(警察官)による犯罪のホットスポットになるなどと、このブログで書いたが・・・

やはり、「熊本地震の被災地支援」でも、おまわりさん(警察官)はやってしまったようだ。

東日本大震災の被災地支援では、兵庫県警機動隊のおまわりさん(警察官)が後輩を裸にして手錠を掛けて撮影するという事件を起こしている。

今のところ、伊勢志摩サミット関連でのおまわりさん(警察官)の不祥事は報道されていないが・・・

伊勢志摩サミット期間中、サミット警備に派遣されていなかったおまわりさん(警察官)による不祥事(盗撮等)が多発していたように思われる。

今回の伊勢志摩サミット警備では、これまでとは異なり、比較的不祥事リスクが低いと思われるおまわりさん(警察官)順に派遣したということなのかもしれない。

このブログの「ゲスの極み乙女。の『ロマンスがありあまる』の替え歌『警察には 自殺者が溢れてる』を作ってみた。」で、

警察学校で同期が殴られるのを見た
少し教官の機嫌が悪かったみたいだ
曖昧な指示をして指示通りじゃないと
無理言って殴る 正座させて蹴り飛ばす

ああリクルーターに騙されたかな
ああまた同期が辞める
もう無理だと思いながら拳銃を握る

と書いた。

これは、警察学校での出来事を描写した歌詞だが、警察学校教養は、機動隊編成で教養が行われるので、警察学校で起こることは、機動隊で起こっていることと変わりない。このことについても、このブログのどこかですでに書いた。

「ノンフィクション替え歌」が、本当にノンフィクションだということがご理解いただけただろう。




以下、「ゲスの極み乙女。の『ロマンスがありあまる』の替え歌『警察には 自殺者が溢れてる』を作ってみた。」を再掲。

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突然閉鎖された『博士の愛した株式』というブログに倣って、替え歌に挑戦。


ゲスの極み乙女。の「ロマンスがありあまる」(作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音)
https://www.youtube.com/watch?v=C6-AN8J385cの替え歌「警察には 自殺者が溢れてる」を作ってみた。


「警察には 自殺者が溢れてる」

警察には 不正が溢れてる
イジメが溢れてる
リクルーターに騙されたみたいだ
警察には 不正が溢れてる
イジメが溢れてる
警察広報を信じ過ぎたみたいだ

警察学校で同期が殴られるのを見た
少し教官の機嫌が悪かったみたいだ
曖昧な指示をして指示通りじゃないと
無理言って殴る 正座させて蹴り飛ばす

ああリクルーターに騙されたかな
ああまた同期が辞める
もう無理だと思いながら拳銃を握る

警察には 不正が溢れてる
イジメが溢れてる
警察広報を信じ過ぎたみたいだ
警察には 犯罪者が溢れてる
自殺者が溢れてるけど
日本じゃ全然問題にならないんだ

「誤魔化せないことなんて、何もないから」
って不正を繰り返してんだ
公文書偽造繰り返して裏金作っても罪にはならない

もういっそ自分で盗っちまえばいい
そう思って犯罪犯す警官もいる
そんなふうだから警察官は人間失格なんだ

警察には 不正が溢れてる
イジメが溢れてる
警察広報を信じ過ぎたみたいだ
警察には 犯罪者が溢れてる
自殺者が溢れてるけど
日本じゃ全然問題にならないんだ

悲しくって泣けるなんてことももうない
警察教養は心を無くすこと死ぬことより
ずっとずっと苦しいんだ
警察官になるというのは
名前も知らぬ誰かになるってことなのさ

警察には 不正が溢れてる
イジメが溢れてる
警察広報を信じ過ぎたみたいだ
警察には 不正が溢れてる
イジメが溢れてるから
死に急いでんだ

警察には 不正が溢れてる
イジメが溢れてるから
いつも警官は怯えているんだ
警察には 不正が溢れてる
イジメが溢れてるから
警察官は死に急いでんだ











「新潟県警の警察学校で卒業式(新潟県)」 警察学校に入校した初任科生たちは、先輩からウサギ汁事件のことを教えてもらっているのだろうか? [リクルーター(元祖ブラック企業警察)]

2016年9月23日の「日テレ」のニュースサイトに「新潟県警の警察学校で卒業式(新潟県)」という記事があった。

新潟県警の警察学校で23日、卒業式が行われ、半年間の厳しい訓練を終えた72人の新人警察官が巣立った。
のだそうだ。
奇妙なことに
式典では、新潟県警の山岸直人本部長の「県民のために全力を尽くす、強く優しい警察官になってほしい」という訓示が代読された。
と書いてあった。
「訓示が代読」って・・・
病気や不祥事等、そうとうのことがない限り、初任科の警察学校の卒業式は、本部長が直に訓示するもののように思うのだが・・・。
何かあったのだろうか?

それとも、本部長がかかわり合いたくないと思うほど、

この期は、ヤバいヤツがそろっているのだろうか?

ウサギ汁事件の新潟県警のことだから、何があっても驚かないが・・・

ちょっと気になったのだが、

新潟県警察学校に入校した初任科生たちは、

先輩(教場の教官の警察官)から、ウサギ汁事件のことを教えてもらっているのだろうか?

不祥事を起こさせないためには、

最低限、最悪の不祥事を教えておいて、

こんなことだけは、しちゃだめだよと、言い含めておく必要があると思うのだが・・・


以下、
警察官による大量殺人、大量射殺記録保持者は、新潟県のおまわりさん!! 「『ひかるくん』に公式ソング」?? 「ひかるくんのうた~にいがたけんのおまわりさん~」の替え歌「ウサギ汁~にいがたけんのおまわりさん~」を作ってみた。
を再掲。

2014年11月6日の『新潟日報』に「『ひかるくん』に公式ソング」という記事があった。

新潟「県警音楽隊員で広報広聴課の巡査長(29)が音大卒の経歴を生かし、ひかるくんの魅力を高めようと発案、自ら作詞作曲を担当した。動画では低い歌声も披露している。」という。

新潟「県警はマスコットキャラクター『ひかるくん』の公式ソングを作り、6日からホームページと動画サイト『ユーチューブ』で動画の公開を始めた。」のだそうだ。

「動画では、ひかるくんが県警カラーガード隊員と歌に合わせて踊る場面もある」http://www.youtube.com/watch?v=AQ7iM1dIUZkが・・・

1990年のオウム真理教の選挙戦http://www.youtube.com/watch?v=rVSZvg00M-kを思い出してしまった。

新潟県と言えば、

「ウサギ密猟で口論 新潟 巡査の殺人原因」(『読売新聞』1958年1月22日朝刊)が有名だ。

新潟県のおまわりさん(男性巡査当時22歳)が過去にウサギ密猟を取り締まった知人に、それとは知らず密猟のウサギで作ったウサギ汁をごちそうになってしまい、お酒も入っていたことから、

被害者4人に「勤務時間以外なら警官だって普通の人間だ。取締るとはけしからん」と言われ、口論となり、

警察官はわざわざ、駐在所にかえって制服に着替えて被害者宅に戻り、

Tさん(27)、Tさんの母(48)、Oさん(32)を被害者宅の玄関で至近距離から次々に射殺、Oさん義弟(29)にも重傷を負わせ、自らは、拳銃自殺した。

当時の警察官は、コルトの6連発拳銃を使っていたが、5発しか装てんしていなかったということだから、新潟県のおまわりさんは、全弾命中させ、自身を入れれば、4人を射殺したことになる。

大量殺人である。

警察官による大量殺人、大量射殺記録保持者は、新潟県のおまわりさんなのである。

富山県警で、老夫婦二人を殺害し放火したと自供して後に自供を覆した警察官がいて、富山県警察本部長が、警察官の複数殺人の記憶がないなどと嘘をついていたが、

新潟県のおまわりさんは、3人射殺(ほぼ即死)し、自身を入れれば、4人射殺している。

被害者4人は、「勤務時間以外なら警官だって普通の人間だ。取締るとはけしからん」と言ったそうであるが・・・

それは、大きな間違だ。
夏目漱石001.png

この真理を掴んでいれば、被害者も射殺されずに済んだのではないだろうか?

ウサギ汁事件は、

「警官だって普通の人間だ」と思い込ませてしまう、警察広報の恐ろしさをしみじみと感じさせる事件である。


突然閉鎖された『博士の愛した株式』というブログに倣って、

「ひかるくんのうた~にいがたけんのおまわりさん~」http://www.youtube.com/watch?v=AQ7iM1dIUZkの替え歌「ウサギ汁~にいがたけんのおまわりさん~」を作ってみた。


「ウサギ汁~にいがたけんのおまわりさん~」

ウサギ汁 ウサギ汁

にいがたけんの おまわりさん

ウサギ汁 ウサギ汁

大量 殺人の おまわりさん

お酒の席で からかわれ

知人の 村民 3人射殺

禁猟の ウサギを 食わされて

皆殺し!

ウサギ汁 ウサギ汁

にいがたけんの おまわりさん

ウサギ汁 ウサギ汁

大量 殺人の おまわりさん




ふと思ったのだが、「ひかるくん」というのは、警察本部長の子息とかなのではないだろうか?


『ぼくの魔法使い』(2003年)で、阿部サダヲ演じる田辺まもるが、車を運転しながら、「こうきっちゃん こうきっちゃん 僕の名前は こうきっちゃん♪♪」と歌う場面があるが、この歌と「ひかるくんのうた~にいがたけんのおまわりさん~」が、なんとなく似ている気がするのだが、気のせいだろうか?










[再掲]いつも兵庫のポリスマン♪♪ ブラック企業の真打兵庫県警が、警察の本領発揮! [リクルーター(元祖ブラック企業警察)]

 2014年6月21日の『共同通信』のニュースサイトに「教官からいじめと提訴、兵庫 元警官、日誌に記載」という記事があった。

 元警察官の常軌を逸した復讐劇ばかりではなく、まともな復讐劇もあるようだ。泣き寝入りして社会から抹殺された人々の恨みも晴らしていただきたいものである。

 こんなことでもないと、公表されないが、この記事には、以下のように書いてある。

「警察庁や県警によると、兵庫県警の警察学校初任科の2011~12年度の退職率は約20%で、全国で2番目に高い。13年度も入校者の約25%に当たる123人が辞めた。県警は『違法に退職を迫ったケースはない』と説明している。」と。

 滅多に公表されないが、毎年毎年、警察学校入校者の多くが辞めている。

 随分前の『旭影』だが、仮入校期間中に10%辞めると書いてあったから、仮入校期間中のも合わせると、35%ほどが辞めるということだろうか?

 さすが、ブラック企業の真打兵庫県警だ。

 松井茂の著書に『警察の本領』というのがあるが、

 まさに、警察の本領発揮だ。

 さすが、兵庫県警だ。

 リクルーターはちゃんと労働条件を説明しているのだろうか?

 応募者を多く集めると、広報活動優秀で所属長から金一封付きの表彰があるらしいから、噂をついてでも集めるんじゃないだろうか。

 心配だ。

 リクルーターに、過去10年の過労死者数、鬱病発症率、自殺者数、警察学校の犯罪者輩出数などの説明義務を課すべきではないだろうか。

 兵庫県警は「『違法に退職を迫ったケースはない』と説明している。」らしいが、リクルーターが事実と異なる労働条件を説明してるから、騙されたと思って、辞めちゃったんじゃないだろうか。

 この機会に警察のリクルーター制度に職業安定法違反がないか、捜査願いたいものである。

あ・・・

 職業安定法違反を取り締まるのは、警察だった。





[再掲]「慰安婦問題が最終的そして不可逆的に解決をする、このことを両国で確認」したのだから、合意前と同じ「少女像」を大使館や領事館前に置くのは、嫌がらせ以外に解釈のしようがない。 [リクルーター(元祖ブラック企業警察)]

■菅義偉官房長官  (韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦問題を象徴する「少女像」が設置されたことについて)一昨年の日韓合意で、慰安婦問題が最終的そして不可逆的に解決をする、このことを両国で確認している。そういう意味合いから、今般の少女像の設置は極めて遺憾だと思います。日韓関係に好ましくない影響を与えるとともに、領事関係に関するウィーン条約に規定する領事機関の威厳等をも侵害すると考えています。ウィーン条約から照らしても、極めて大きな問題があると考えています。
http://www.asahi.com/articles/ASK1544XWK15UTFK005.html という記事があった。

なんとも不毛な話だ。

「慰安婦問題が最終的そして不可逆的に解決をする、このことを両国で確認」したのだから、合意前と同じ「少女像」を大使館や領事館前に置くのは、嫌がらせ以外に解釈のしようがない。

もし、わたしが韓国人なら(こう書くと警察研究をするとエ●認定されるのと同様在日認定されかねないが、私は日本民族の日本人です)、

現在の日本の法律と照らし合わせて、明らかに労働基準法や職業安定法違反の労働によって、無念な思いを抱きながら、亡くなられた同朋(違法な労働に従事中に亡くなった方、違法な労働に従事した結果癒し得ぬ心の傷を持ったまま天寿を全うされた方含む)の御霊に哀悼の誠を捧げ、冥福を祈ることだろう。

そのために、各地に地蔵尊を建立することを考えるだろう。

それがたまたま大使館や領事館の近くになることがあるかもしれない。

お金をかけて作った「少女像」を撤去して、廃棄するのはもったいないし、

同じ意匠の像を、

他の場所に移しても問題になるだろうから、

「少女像」の額を削って、

お地蔵さんの額の(●)白毫(びゃくごう)と同じものをつければよいだろう。

そうすれば、

「領事関係に関するウィーン条約に規定する領事機関の威厳等」に抵触することもないだろう。

たぶん・・・。

ついでに、現在の日本で旧日本領の韓国の従軍慰安婦同様に扱われ、労働基準法や職業安定法違反の労働によって、無念な思いを抱きながら、亡くなられた方々の慰霊のためのお地蔵さんを、労働犯罪常習犯の企業(電●やヤマ●運●、いやすべての会社か?)の前に立ていただきたいものである。そうすれば、奴隷扱いされ続けている日本国民が・・・

あ、犬党ばかりだから、奴隷扱いされるのが好きなのか・・・。

それで、奴隷扱いされた人間の無念さが分からないんだな、きっと。

※兵庫県警察本部の南西角にはお地蔵さん(石仏?)がいっぱいある。兵庫県警で呪われたかのような不祥事が続くのは・・・


以下「従軍慰安婦が、強制的に売春させられたことも問題であるが・・・」を再掲。

 『News i - TBS』に「『河野談話』検証、元慰安婦への聞き取り記録を入手」という記事があった。

 その、動画を観ると、

 2分15秒から2分22秒のあたりに慰安所従業員とおぼしき人たちの記念写真の映像がある。

 記念写真は、慰安所の門の前で撮影されたもので、

 向かって左の門柱に「身と心を捧ぐ大和撫子のサーヴィス」

 向かって右の門柱に「聖戦大勝の勇士大歓迎」

 と書いた看板が掲げてある。
 
 「サーヴィス」という英語を使っても良かったのか!と驚いた。
 
 それから、「大和撫子」といいながら、朝鮮民族の人たちを使っていたのなら、看板に偽りありだ。

 今でいえば、「不正表示」だ。


 慰安所というのは、今でいう風俗みたいなことを、軍指定の業者がやっていたということなのだろう。

 今でも、風俗で働く人には、脅迫されたり、暴行されたり、監禁されてしかたなく、とか、借金漬けにされたり、騙されたりして、自分の意思に反して働かされていいる人がいるらしい。ときおり、ニュースで取りあげられる。

 『売春防止法』(昭和三十一年五月二十四日法律第百十八号)が想定しているのもそのようなことのようである。

「(困惑等による売春)
第七条  人を欺き、若しくは困惑させてこれに売春をさせ、又は親族関係による影響力を利用して人に売春をさせた者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。
2  人を脅迫し、又は人に暴行を加えてこれに売春をさせた者は、三年以下の懲役又は三年以下の懲役及び十万円以下の罰金に処する。
3  前二項の未遂罪は、罰する。 」

とある。

 なかには、風俗業が大好きで、やってますというヒトもいるかもしれないが、好きでもないヒトと、一日に何十人もと性交するのは、かなり、重労働であるから、ちょっとくらい好きでも、なかなか職業にしたいと思う人はいないのではないだろうか。


 2分23秒から29秒には「兵站指定慰安所」という看板のかかった門柱の前での記念写真の映像がある。

 「兵站」の意味は、「戦闘地帯から後方の軍の諸活動・機関・諸施設を総称して兵站という。」(世界大百科事典 第2版の解説)ということだから、軍と慰安所が全く無関係だったとは言えなさそうである。

 おそらく、

 軍と慰安所の関係は、今でいう、警察と交通安全協会の関係みたいなものだったのではないだろうか。

 免許更新に警察に行くと、知らない間に交通安全協会に入会させられるように・・・

 あんな感じに騙されて、慰安婦にさせられたと考えれば、理解しやすいのではないだろうか。
 

 『売春防止法』には、

(場所の提供)
第十一条  情を知つて、売春を行う場所を提供した者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。
2  売春を行う場所を提供することを業とした者は、七年以下の懲役及び三十万円以下の罰金に処する。

(売春をさせる業)
第十二条  人を自己の占有し、若しくは管理する場所又は自己の指定する場所に居住させ、これに売春をさせることを業とした者は、十年以下の懲役及び三十万円以下の罰金に処する。

(資金等の提供)
第十三条  情を知つて、第十一条第二項の業に要する資金、土地又は建物を提供した者は、五年以下の懲役及び二十万円以下の罰金に処する。
2  情を知つて、前条の業に要する資金、土地又は建物を提供した者は、七年以下の懲役及び三十万円以下の罰金に処する。

などと書いてある。

 おそらく、軍と兵站指定慰安所というのは、慰安所(売春をさせる業)に(場所の提供)(資金等の提供)をしたということなのではないだろうか?

 警察と交通安全協会の関係も、交通安全協会「詐欺的会員勧誘で問題となった組織」に警察が「場所の提供」「資金等の提供」をしているので、軍と兵站指定慰安所との関係に似ている。

 軍と兵站指定慰安所は、警察と交通安全協会の関係と同じようなものだったに違いない。


 ちょっと気になったのだが、

『売春防止法』の(困惑等による売春)「第七条  人を欺き、若しくは困惑させてこれに売春をさせ―中略―た者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。」「2  人を脅迫し、又は人に暴行を加えてこれに売春をさせた者は、三年以下の懲役又は三年以下の懲役及び十万円以下の罰金に処する。3  前二項の未遂罪は、罰する。 」というのは、

『労働基準法』(昭和二十二年四月七日法律第四十九号)の(強制労働の禁止)「第五条  使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。 」とよく似ている。

意外なことに『労働基準法』の第五条違反の方が、『売春防止法』第七条の違反より罰が重い。

「第百十七条  第五条の規定に違反した者は、これを一年以上十年以下の懲役又は二十万円以上三百万円以下の罰金に処する。」 とある。

「その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。」という部分の

「精神―中略―の自由を不当に拘束する手段」について、犬党のヒトビトは、不感症である。

「精神―中略―の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制」することは、

強制労働である!

 従軍慰安婦問題は、当時の日本の法律上は合法的だったのだろうけれども、今から見れば、犬党のヒトビトが、どう言い逃れてみたところで、

「強制労働」

と言うことになるのではないだろうか。

 そして、当時の日本の法律上は合法的だったとしても、道義的にみれば、被害者たち本人に対しては、加害者であった当時の世代は、謝罪するべきだろう。

 国と国との道徳は、個人の道徳より低いものだから、いろいろな利害関係で善悪がコロコロ変わる。国家の道徳に従う犬党同士は、被害をねつ造したり、被害者にさらなる苦しみを与えるような言動を平気でするが、個人は、そのようなことに惑わされず、犬党の扇動に乗ってワンワンキャンキャン言っては・・・

 あ、犬党には言うだけ無駄だった。


 「『河野談話』検証、元慰安婦への聞き取り記録を入手」という記事には、元従軍慰安婦の「証言集」を引用して、「巡査は」「1年だけ工場に働きにだすだけだから良いではないかなどといって連れ出そうとした」という記述がある。

 この「証言集」の信憑性が疑われているということのようであるが・・・

 「1年だけ工場に働きにだすだけだから良いではないかなどといって連れ出そうとした」巡査は、今でいえば、

『職業安定法』(昭和二十二年十一月三十日法律第百四十一号)
「第六十三条  次の各号のいずれかに該当する者は、これを一年以上十年以下の懲役又は二十万円以上三百万円以下の罰金に処する。
一  暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者
二  公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者」

に当たるのではないだろうか?

 つまり、偽計という「精神―中略―の自由を不当に拘束する手段」(第六十三条第一号)を使い、従軍慰安婦という「公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的」で、職業紹介に従事した者にあたるのではないだろうか?

 現在の警察のリクルーターをみれば、このぐらいは、平気で言うだろう。

 リクルーターたちは、偽計という「精神―中略―の自由を不当に拘束する手段」(第六十三条第一号)を使って、警察官(労働者)の募集をしている可能性が極めて高い。

 そもそも、日本には、昔から(近代になってからか?)、騙されて就職し、騙されたまま退職まで働かされるという伝統がある。

 騙されていることを、同僚に言おうものなら、同僚から、いじめに遭う。そういう労働文化(企業文化共通の文化)である。怖くて口にできないことを他人が言うと、ふつふつと恨みがこみ上げてくるのが犬党のヒトビトなのである。

 日本人が、従軍慰安婦や強制連行して強制労働させた中国や朝鮮半島の人々の問題を中国や韓国が言うと、過剰に反応するのは、日本文化(労働文化共通の文化)のせいなのではないだろうか。

 たしかに、

 従軍慰安婦が、強制的に売春させられたことも問題であるが・・・

 今でも、従軍慰安婦のリクルート手法と同様の偽計を用いて、強制労働を強いるという労働文化があることの方が、日本人にとっては重大問題である。

 その代表例が、私文書偽造や殺人事件まで引き起こす原因となっている警察のリクルーター制度である。





[再掲]ニュースや新聞記事で犬党が主張する①ストレス説、②公僕サラリーマン化説、③キャリア・ノンキャリア軋轢説などは、警察不祥事の原因ではない。 [リクルーター(元祖ブラック企業警察)]

 2014年6月8日の『日刊ゲンダイ』のサイトに「ストーカー自作自演…20代警官『幼稚な不祥事』なぜ多い?」http://nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/150808 という記事があった。

 
記事は、
 「また20代の警察官だ。6日、愛知県警の機動隊に所属する20代の男性巡査長が、ストーカー規制法に基づく警告を受けていたことが分かった。」とはじまり、「先月12日にも気に入らない同僚の警察手帳を切り刻んだ警視庁の巡査部長(27)が処分を受けている。28日には岡山県警の巡査(21)が『処理に時間がかかり提出しづらくなった』として書類33通を隠し、公用文書毀棄の疑いを持たれた。」。


 これらの不祥事を「まるでガキみたいだが、最近は20代警察官の幼稚な不祥事が絶えない」と指摘している。

 そして、「いずれバレるに決まっているのに、なぜこうも続発するのか。」と問いかける。


その答えは、

①「警察に対する世間の評価って、合格点以上の仕事をして当たり前、ですからね。いいことをしても褒められないけど、些細(ささい)なミスでも大きな非難を浴びる。褒められたがりが多い最近の若者には向かない仕事なので、余計にストレスがたまるのかもしれません」(警視庁OB)


②「最近は警察官になりたいというよりも安定就職先として選んでいる若者が多いように思います。昔は残業なんて当たり前でしたが、今では残業を強要すればパワハラと言われる。公僕としての自覚に欠けるのでしょう」
(元警視庁刑事で総合探偵社)

と①ストレス説、②公僕サラリーマン化説、言い古された不祥事の原因である。

 これらに、③キャリア・ノンキャリア軋轢説が加われば、一応、総ての不祥事の説明がつく。


 ①は警察官の個人的な犯罪、
 ②は警察官の職務上の人間関係を起因とした不祥事や犯罪、
 ③は裏金等の組織犯罪(新聞的には「不祥事」)の説明に使われる。

 つまり、警察が警察記者クラブでの会見で行う危機管理広報で、不祥事の原因を説明するために作り上げたストーリーである。

 ダレモ気にするモノはいないが、①~③は何れも、根拠が明示されていない。

 ①はストレスと犯罪との因果関係が明確でない。
 職務上のストレスを、盗撮、覗き、痴漢、淫行などの性犯罪の直接の原因と考えるには無理がある。職務上のストレスというより、性欲が満たされないストレスが警察官の性犯罪の原因となっていると考えた方が良いのではないか。ストレス説は、どのようなストレスが、どのようにかかることで、どの犯罪に至るかなど、科学的な根拠が示されていない。

 ②が事実なら時間外割増賃金未払い訴訟が頻発しているはずである。
 実際には、愛知県警の仮眠時間に時間外割増賃金を支払えという訴訟があっただけである。しかも、被告の愛知県警が全面勝訴しており、残業云々ということが問題にはなっていないのである。実際にあるパワハラ事件は、暴行や傷害、性犯罪などである。兵庫県警の警察官が部下に拳銃を突きつけた事件が記憶に新しい。

 ③ノンキャリアがキャリアの犯罪を取り締まれないのは同じ穴のむじなだからである。
 キャリア・ノンキャリア軋轢説が事実なら、裏金作りに非協力的なノンキャリアが、キャリアを現行犯逮捕したり、キャリアの犯罪を止めるために拳銃を使用した事例があるはずであるが、そんな事実はない。愛媛県警の事例も、実行犯はノンキャリアばかりで、ノンキャリアによるノンキャリアに対するいじめである。キャリアの命令でも、違法な命令に従う義務はない。従うのは、ノンキャリアが犯罪の利益のおこぼれを頂戴していることの傍証になるだろう。キャリアとノンキャリアに軋轢など存在せず、同じ犯罪利益を分け合う運命共同体である。


 冒頭に引用した『日刊ゲンダイ』の記事は、警察の危機管理広報のストーリー通りのお話である。

 『日刊ゲンダイ』だけでなく、どこの大新聞の社説でも、目くそ鼻くそである。図書館に行って、警察不祥事が続発した年の社説を読めば、ご理解いただけるだろう。

 たいがい、関係者(犬党)の意見が記事に記載されるから、ナチスを批判した後に、ナチス式敬礼をするような記事になる。

 OB警察官は、警察教養を受けたニンゲンであることから、警察教養通りの反応しかできない。何万何十万のOB警察官から、警察不祥事の原因をインタビューしても、同じ回答しか得られない。


 落ち着く先は、①ストレス説、②公僕サラリーマン化説、③キャリア・ノンキャリア軋轢説になる。そして、警察不祥事のスパイラルだ。警察不祥事を警察広報通り報道するのだから、警察化のスパイラルと言ってもいいかもしれない。警察不祥事も警察化には欠かせない存在なのである。


 警察官が不祥事や犯罪を犯すのは、「警察官は、幼稚園未満の人間」
http://nekotou-senngenn.blog.so-net.ne.jp/2014-05-11-1 だからである。

 漱石の言葉を借りれば、探偵(警察官)は文芸の哲学的基礎を欠いた人間であるからである。

 つまり、「警察官は人間失格である」ということが、警察(官)の不祥事や犯罪の原因である。



 「20代警官『幼稚な不祥事』なぜ多い?」というが、巡査から警視監まで、幼稚な犯罪や不祥事事例は枚挙に暇がない。

 20代で不祥事を起こしたモノ、30代で不祥事を起こしたモノ、40代で…、50代で…、と順に不祥事を起こしたニンゲンが減っていくのは、不祥事を起こす素養のあるものが懲戒免職等になり、減っていくことも多少影響すると思われるが、退職金受取りまでの期間が年を追うごとに近くなることが影響しているだけのことである。

 犯罪や不祥事を起こす警察官と起こさない警察官に違いがあるとすれば、道徳的な優劣などではなく、退職金という現ナマへの欲が、犯罪や不祥事の原因となる欲望より大きいということにすぎない。

 その証拠に退職金を受け取った後のOB警察官の幼稚な犯罪も、警察官同様、枚挙に暇がない。

 警察官の犯罪事例集を作れば、刑法が予定した犯罪をほぼ網羅した犯罪大百科事典ができることだろう。

 OB警察官だけの犯罪事例を集めても、犯罪小事典ができることだろう。

 日本にあるすべての学校の卒業生の逮捕者等の犯罪関与者数の統計を作れば、警察学校が、日本一の犯罪者養成学校であることが、証明されるに違いない。


 警察官の不祥事の主たる理由は、警察教養(警察学校教養と職場教養)によって警察官が幼稚園未満の人間にされていることであるが、

 20代の不祥事についていえることは、職業安定法違反の疑いのあるリクルーター制度によって、騙されて警察官になり、不幸のどん底に陥れられた人間による、警察への復讐とも考えられるということである。

 幼稚な不祥事は、警察の良いイメージを著しく傷つけることになり、警察組織全体で行っているCR戦略やCI活動を台無しにする。

 結果から考えれば、警察の良いイメージに対する破壊活動である。

 仮説だが、警察のリクルート制度と警察官の不祥事との関係を調べる必要があるのではないだろうか。


※20代に限らず、結果から考えれば、全ての警察官による不祥事は、警察の良いイメージに対する破壊活動であることから、自爆テロ的警察への復讐といえる。

 兵庫県警では、元警察官によるちょっと常軌を逸した復讐劇が頻発していることから、現職警察官にも警察への復讐を考えるモノがいても、不思議はない。

「兵庫県警で頻発する元警察官のちょっと常軌を逸した復讐劇?」http://nekotou-senngenn.blog.so-net.ne.jp/2014-05-30













[再掲]冗談抜きで、警察学校は、犯罪エリートを多数輩出している。どういうふうに勧誘されて、警察学校が素晴らしいなどと思って、入校してしまうのだろうか? [リクルーター(元祖ブラック企業警察)]

2014年6月26日の『読売新聞』ニュースサイトに「誘拐・殺害事件の元巡査、○○○○死刑囚が病死」(記事を読めばわかるのだが一応○○○○は匿名にした)という記事があった。

亡くなったのは、「警察庁指定118号事件」の犯人の元おまわりさん(警察官)である。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、「警察庁広域重要指定118号事件(けいさつちょうこういきじゅうようしてい118ご うじけん)とは、1991年に発覚した誘拐と監禁および強盗殺人事件で」、「別名を千葉・福島・岩手誘拐殺人事件ともい」い、「犯行グループは金銭目的に 以前から凶悪な犯行を繰り返していた」のだそうだ。

「警察庁広域重要指定事件一覧 無限回廊」 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/keisatu.htm によれば、警察庁広域重要指定事件とは、101号から始まり124号まであるらしい。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の表を見れば、
「114号 1984年4月12日 グリコ・森永事件 不明(被害なし?)
115号 1984年9月5日 京都・元警官強盗殺人事件 2人死亡
116号 1987年9月25日 赤報隊事件 1人死亡、1人重傷
117号 1989年8月15日 東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件 4人死亡
118号 1991年6月17日 千葉・福島・岩手誘拐殺人事件 2人死亡 」
というふうになっていて、

115号が元京都府警のおまわりさん(警察官)、

118号が元岩手県警のおまわりさん(警察官)ということになるらしい。

24件の内2件も、元おまわりさん(警察官)による犯罪なのだそうだ。

ちなみに、

108号は1968年10月18日 永山則夫連続射殺事件。

117号は1989年8月15日 東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(宮崎事件) だ。

警察史ばかりでなく、犯罪史にも名を残す凶悪ぶりだ。

24件の内2件が元おまわりさん(警察官)による犯罪ということは、警察庁広域重要指定事件の1/12の事件に警察学校卒業生が主犯格として携わったということになる。

前にも、獄中で死んだ死刑囚の元警察官がいたようだから、警察学校卒業の死刑囚は珍しくないようだ。

冗談抜きで、警察学校は、犯罪エリートを多数輩出している。

この実績を見て、大学を卒業して、わざわざ警察学校に入校しようと考えるヒトの気持ちが理解できない。

どういうふうに勧誘されて、警察学校が素晴らしいなどと思って、入校してしまうのだろうか?

疑問に思う人間はいないのだろうか?

何度も繰り返すようだが、リクルーターが、どのような労働条件を明示しているか、捜査すべきではないだろうか・・・

あ、警察の管轄か・・・。



※リクルーターについては、「『女性巡査メッタ刺し』より、リクルーターの存在の方が気になる。職業安定法上問題があるのではないか?」 http://nekotou-senngenn.blog.so-net.ne.jp/2014-05-31 を参照。



[再掲]おまわりさん(警察官)が勤務中にしていること?? [リクルーター(元祖ブラック企業警察)]

以下は、本ブログ

「今日は警視庁のポリスマン♪♪ ピーポ君もびっくり?? 『警視庁 男女四人不適切交際物語』!複数の警察官を慰安する女性警察官。警視庁の寮で、誰の子かわからない赤ん坊を産んで、遺体を冷蔵庫に隠して死体遺棄容疑で逮捕された女性警察官がいたが・・・、そういうことだったのか。」の再掲。

2014年11月17日の『朝日新聞』のニュースサイトに「勤務中に交番でセクハラ行為 警視庁の警察官4人を処分」という記事があった。

警視庁綾瀬署のおまわりさんの「男女4人が内規上の処分を受け、今月までに辞職していた」のだそうだ。

「男女4人」ということは、処分者の中に被害者の女性警察官が含まれていることになる。

不可解な話である。

『警視庁 男女四人不適切交際物語』が警視庁綾瀬署で起こっていたということなのだろうか?

また、女性警察官特有の気持ち悪い事件が起きてしまったようだ。

『朝日新聞』の記事を基に処分対象となった行為を整理すると、

①警視庁綾瀬署「地域課の男性巡査部長は今年に入って、勤務中に交番を訪ねてきた女性警察官とキスするなどした」「女性警察官が承知のうえでのこと」だったという。つまり、Consensual Sexual Intercourseということらしい。

②警視庁綾瀬署地域課「課の別の男性巡査は勤務する交番にこの女性警察官を泊まらせた」が、「女性警察官が承知のうえでのこと」だったという。つまり、Consensual Sexual Intercourseということらしい。

③警視庁綾瀬署「生活安全課の男性警部補はこの女性警察官に対して、セクハラ行為をした」という。この行為のみが、「女性警察官が承知」が得られなかったということらしい。

つまり、

①男性巡査部長は交番でキスなどで処分。

②の巡査は交番で交尾の疑いで処分。

③の警部補はセクハラで処分。

女性警察官は①②の警察官と不適切な行為で処分ということらしい。


警部補のセクハラ行為がどのようなものであったか、はっきりしない。

移動後の所属ということなら別だが、

男性警部補が生活安全課で他が地域課ということから、男性警部補が「交番でセクハラ行為」というのも、疑わしい。

「一連の問題は、女性警察官が警部補のセクハラ行為について相談したことをきっかけに発覚」したという。

警部補の行為がたんなるセクハラなら、被害者の女性警察官が一緒に処分されたことになる。

警部補が、

「野良犬じゃあるまいし、だれとでも、交尾すんなよ!!」的な注意喚起がエゲツナイ表現で問題になっただけなら、警部補は処分されなかっただろうから、

きっと、警部補は、おまわりさんの不祥事によくある「おれにも、くれ!!」とか「おれにも、やらせろ!!」を炸裂させ、最終兵器「一人で死なん」を炸裂させて、被害者もまとめて四人懲戒処分以外の処分に落ち着いたのだろう。

犬党は、従軍慰安婦に自ら志願したヒトがいると主張するが、たしかに、犬党の中には、この警視庁の女性警察官のように、複数の警察官を慰安するヒトがいるようだ。

犬党基準で従軍慰安婦問題を判断すると・・・

「むしろ、従軍慰安婦(警視庁の女性警察官)になった女性たちは喜んでいたに違いない」ということになるのも、うなずける話だ。

むかし、野良犬がその辺をうろちょろしていたころは、店先で、交尾を始める犬などがいると、子供の教育上よくないと思ってか、お店のおじさん、おばさんが、バケツで水をかけ、野良犬がキャインという場面が見られた(20世紀の頃の『探偵ナイトスクープ』で観た気がする)ようだが・・・

男性警察官と女性警察官が一緒にいるのを見つけたら、バケツで水をかけた方が、子供の教育のために良いのかもしれない。


警視庁の寮で、誰の子かわからない赤ん坊を産んで、遺体を冷蔵庫に隠して死体遺棄容疑で逮捕された女性警察官がいたが・・・、そういうことだったのか。女性警察官OBと結婚した男性は、子供との親子関係を遺伝子レベルで確認しておいた方がよいかもしれない。


警察教養(警察学校教養と職場教養)をたっぷりして、不祥事のたびに、職務倫理教養を強化した結果が、野良犬レベルのニンゲンを作ってしまうという現実を、問題視する人間は、もうこの国には、いないのだろうか?


直接市民と会話を交わす可能性のある所轄の警察官と比べ、機動隊員(機動隊専任)は、特錬員を除くと、まとめて何ぼの使い道のない、常に警備訓練等繰り返しておかないと、体力が余って、何をしでかす(覗き、盗撮、痴漢、淫行、暴行等々)かわからないニンゲンが多いという。ついでに言えば、機動隊周辺には性犯罪の未解決事件が多く不動産価格が低い傾向があるなどとまことしやかに噂されているという。京大の熊野寮を取り囲んだ警視庁の機動隊員120人の方に直接市民に危害を加えるニンゲンがいる可能性が高いという意味は、そういう意味である。



[再掲]ポリスマインド?? 警察精神?? 以下の文章は、突然閉鎖された「博士の愛した株式」というブログに掲載されていた記事である。 [リクルーター(元祖ブラック企業警察)]

以下の文章は、突然閉鎖された「博士の愛した株式」というブログに掲載されていた記事である。


「田代裕昭本部長がポリスマインドとたゆまぬ自己研鑽(けんさん)の必要性を訓示」 何度も言うようですが、「ポリスマインド」は、「警察精神」の英訳です。 [警察カルトの儀式(警察カルト)]


「県警察学校:『県民の期待に応えたい』 20人が巣立ち /鳥取」という記事があった。

「鳥取市伏野の県警察学校で5日、初任科第72期長期課程生20人(男15人、女5人)の卒業式があった。

県警幹部や教職員、在校生ら約130人に見守られ、卒業生は背筋を伸ばして式に臨んだ」のだそうだ。

警察カルトのイニシエーションを受け卒業した、ヒトたちが、20人もいるのか…

キリのいい数字ということは、入校シャ全員が卒業したといことなのだろうか?

恐ろしい…

鳥取県警の「田代裕昭本部長がポリスマインドとたゆまぬ自己研鑽(けんさん)の必要性を訓示」したらしい。

「警察精神」とか「ポリスマインド」が、何か知って記事を書いているのだろうか?

日本警察の戦争責任をとことん追及しもせずに、「警察精神」とか「ポリスマインド」という語を使っているのだとしたら、恐ろしいことだ。

最近の新聞記者は、高学歴でエリートだと自負しているらしいから、「警察精神」や「ポリスマインド」が何かは、当然知ってて書いているのだろう。

確信犯なら、恐ろしいことだ…。

この国にジャーナリズムと言うものが、あるのだろうか?

「県警察学校:『県民の期待に応えたい』 20人が巣立ち /鳥取 鳥取市伏野の県警察学校で5日、初任科第72期長期課程生20人(男15人、女5人) の卒業式があった。県警幹部や教職員、在校生ら約130人に見守られ、卒業生は背筋を伸ばして式に臨んだ。 式では、田代裕昭本部長がポリスマインドとた ゆまぬ自己研鑽(けんさん)の必要性を訓示。『初心を忘れず県民の期待に応えられるように頑張ってほしい』とエールを送った。 答辞を読んだ総代の角隆さ ん(26)は、家族が交通事故に遭い警察官を志した。交通課志望で交通事故を一件でも減らすことを目指すという。『警察学校で習ったことを生かし、県民の 方と接していきたい』と話した。 卒業生は同日付で県内4市の警察署に配属され、実務研修を受ける。【遠藤浩二】毎日新聞 2009年2月6日 地方版」http://mainichi.jp/area/tottori/news/20090206ddlk31040587000c.html





2009-02-06 19:21 nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)

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「県警:殉職警察職員の慰霊祭 /宮城」 最近、警察患部が「ポリスマインド」と言う言葉を頻繁に使うようになったようだが、結局、戦前から続く松井茂博士が鼓吹した「警察精神」のこと(英語訳)だったか。 [警察カルトの儀式(警察カルト)]

「県警:殉職警察職員の慰霊祭 /宮城」という記事があった。

「大山憲司県警本部長は『安全で平穏な県民生活を守るため、御霊(みたま)が身をもってお示しになったポリスマインドを心の糧として治安維持にあたりたい』と慰霊の言葉を述べた」のだそうだ。

最近、警察患部が「ポリスマインド」と言う言葉を頻繁に使うようになったようだが、結局、戦前から続く松井茂博士が鼓吹した「警察精神」のこと(英語訳)だったか。

※従来、「警察精神」といっていた部分に「ポリスマインド」という語を使用していることから、同じ意味を言い換えただけと思われる。

「県警:殉職警察職員の慰霊祭 /宮城 県警は14日、県殉職警察職員慰霊祭を仙台市青葉区のパレス宮城野で 行い、遺族や警察関係者など約100人が出席した。今年は新たに1人が合祀(ごうし)され、まつられている殉職者は59人に。大山憲司県警本部長は『安全 で平穏な県民生活を守るため、御霊(みたま)が身をもってお示しになったポリスマインドを心の糧として治安維持にあたりたい』と慰霊の言葉を述べた。【須 藤唯哉】毎日新聞 2008年11月15日 地方版」http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20081115ddlk04010157000c.html







2008-11-16 18:17 nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)
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「慰霊祭:殉職警察官56人を追悼--伏見で府警」 毎日新聞社は、「警察精神」について、ちゃんと調べて記事を書け!  [警察カルトの儀式(警察カルト)]

「慰霊祭:殉職警察官56人を追悼--伏見で府警」という記事があった。

「式典では明治期からの殉職者56人の名簿が奉納された」のだそうだ。

「明治期から」「明治期から」「明治期から」

「熊崎義純本部長が『皆様が示された崇高な警察精神を継承、発展させながら、一致団結して警察業務の遂行にまい進することをお誓い申し上げます』と式辞を述べた」のだそうだ。

「警察精神を継承、発展させながら」「警察精神を継承、発展させながら」「警察精神を継承、発展させながら」

こんなこといっていることを、何の問題も無いかのような報道をするとは…

海上自衛隊の何某が、病的な歴史認識を披瀝したことより、問題が大きいだろう。

毎日新聞社は、「警察精神」について、ちゃんと調べて記事を書け!

「慰霊祭:殉職警察官56人を追悼--伏見で府警 /京都  殉職した警察官らを追悼する『府警察職員殉職者慰霊祭』が12日、伏見区の府警察学校で営まれ、遺族や府警関係者ら約140人が参列した。 式典では明治 期からの殉職者56人の名簿が奉納された。全員による黙とうに続き、熊崎義純本部長が『皆様が示された崇高な警察精神を継承、発展させながら、一致団結し て警察業務の遂行にまい進することをお誓い申し上げます』と式辞を述べた。その後は、遺族らが祭壇と屋外の慰霊碑に献花し、故人の冥福を祈った。【珍田礼 一郎】毎日新聞 2008年11月13日 地方版」http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20081113ddlk26040658000c.html




2008-11-13 18:15 nice!(0) コメント(1) トラックバック(0)
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警務課の採用担当者やおまわりさん(警察官)になってしまったトモダチは教えてくれませんが…。 警察に就職するということは、警察神道に帰依することです。 殉職して神様になれるお仕事、それが、おまわりさん(警察官)です。 [警察カルトの儀式(警察カルト)]

採用担当者は教えてくれませんが…。

日本警察に就職するということは、警察神道に帰依することです。 

殉職して神様になれるお仕事、それが、おまわりさん(警察官)です。


【「警察学校で合同慰霊祭」兵庫県警察本部教養課『旭影』七月号、兵庫県警察本部教養課、一九六九年参照。】

○警察精神を支える祭祀―雪の華ならぬ警察精神の華?―
松井茂は、『警察讀本』(日本評論社、一九三三)のなかで、爆弾三勇士を引き合いに出して、「我光輝ある軍隊が爆弾三勇士を出したと同様に、我警察官もそ の勇気の点においては決して世界の何れの国にも劣らない。警察官は固より十分にこの点を自覚すると共に、民衆もまた大にこれを激励しなげればならない。」 と述べた。

そして、軍隊と警察の違いについて、「巡査の俸給及び恩給等は、地方費から支出せられている。けれども巡査は陛下の警察官であって、帝国軍人と同様に、帝 国警察官であって、一巡査が何々県何々村の駐在巡査となっているのは、帝国警察官の何某がその村の勤務を命ぜられているのにほかならない。けれども世人 は、警察官の経費が地方費から支出せられている為に、巡査の性質を地方的のものと解するのは、全く違った見解である。だから巡査の俸給及び恩給額の支出 は、あたかも監獄費が国庫支出であって、看守の俸給が従前地方費であったのが現在国費を以て支給せられているのと同様に、将来は立法上国費を以て支出せら るることが適当であると信ずる。要するに、経費支出の問題と、官吏の性質の問題とは、必ずしも一致すべきものではないから、特にこの点を十分に明らかにし ておく必要がある。」 と、陛下の警察官・帝国警察官ということの経費の面での矛盾点を解消し、帝国軍人と帝国警察官に違いはなく、帝国軍人と同様だと主張した。

また、「軍人の天職が非常に高尚なると同様に、警察の天職も国家的に最も重大である。この点が分明すればする程、警察官は、献身的に生命を睹して貴重な社 会奉仕的任務を遂行し得る。またそれによってその地位も自然に向上しえるものである。」 と「軍人の天職」「警察の天職」とを同様に考えることによって、警察官の地位を向上させようと述べた。

松井茂が『警察讀本』を出版し た翌一九三四年(昭和九)一〇月二六日、警察協会主催内務省後援(実質的には国家の祭典として)の「警察官招魂際」が、「警察精神の作興に資せんとす」と の目的で、日比谷公園で挙行され、内閣総理大臣をはじめ、各国務大臣ほか名士約五〇〇名、地方長官、警察部長、警察官吏代表等約一,二〇〇名が参列した 。翌一九三五年(昭和一〇)五月には、警察講習所の敷地に「新たに青葉神社を建立するに至り、全国の職に殉じた警察官吏、消防官吏の英霊を祀り、教官、学 生が毎朝の行事としてこれに参拝し、警察精神の作興と人格の練磨に資することとなった。」

このような神事を挙行する場に警察官慰霊碑が設けられており、各府県にも多数存在する。兵庫県警察における「兵庫県殉職警察官之碑」は、兵庫県警察旧友会 という組織が建碑し、碑の完成後警察協会に移管されたもので、大正一一年一一月に神戸市大蔵山公園に建碑されたが、昭和一七年三月に警察練習所の校庭に移 された後、昭和二七年に現在の兵庫県警察学校の校庭に移された。忠魂碑が「宗教的、軍事的、教育的な施設だった。」ことを考えると、警察官の教養(教育) 機関である警察練習所や兵庫建警察学校の校庭に点々と移設された理由も理解できる。『兵庫県警察史 明治・大正期編』(兵庫県警察本部,一九七二)によると、芦屋市の高台にある兵庫県警察学校では、毎年五月に新魂の合祀と年忌に該当する「英霊」のための合同慰霊祭が、同校の校庭にある「兵庫県殉職警察官之碑」の前で執り行なわれている。

「兵庫県殉職警察官之碑」趣意書によるとこの碑の建碑の理由は
「我が陸海軍人の一死以て軍国に奉ずるや、之を靖国神社に合祀し永く国祭を享受す。死も亦栄在りと謂うべし。事大小ありと雖も、その国家に奉ずる所以のも の一なり。而るに警察の職に殉ずるもの、一基の建碑なく、今日なお祭祀の光栄なし。何を以て之に酬いその忠誠を讃え、その英霊を弔せんや。」 というものであった。
そして、この碑の裏面には、次のような碑文が刻まれている。

「本県警察官にしてその職に殉じたる者敢て尠しとせず、然るに未だその英霊を祀り殉職諸士の忠誠を万代に伝えんとするの挙なかりしは洵に慨嘆の極みなり き。吾が警察旧友会茲に鑒みる所あり、有志に義捐を求め大蔵山公園に地を卜して記念碑を建立し、以て殉職諸士が在天の英魂を祀り、その忠勇義烈の功績を無 窮に伝えんとす。今その工成るに及び之を警察協会兵庫県支部の管掌に移し、以て永久に記念せんとす。大正十一年十一月六日 兵庫県警察旧友会」

このように、殉職した警察官は「英霊」であり、その忠誠を讃えられている。ここでいう「忠誠」は忠魂碑と同様に「天皇のために忠義を尽くして戦死した者を 顕彰」するものと同じであった。さらに、この碑に祀られている警察官たちは、諸氏ではなく諸士と呼ばれた。警察官の殉職者を慰霊することは、「警察精神」 と強く結び付いていた。

『兵庫県警察史 昭和編』(兵庫県警察本部)は、
「殉職警察官之碑は昭和一七年に大蔵山公園から林田警察署南隣りの警察練習所校庭に移されたのであるが、戦局の悪化とともに慰霊祭を挙行することもできず に終戦を迎えた。その間空襲により多くの殉職者を出し、戦後もまた職務執行にその生命をかけて多くの僚友を出しながら、G・H・Q命令による国家的神事の 禁止、ならびに度重なる警察学校之移転、更には警察制度の大改革など多くの事情が重なり、昭和二一年六月と昭和二三年七月に簡素な慰霊祭を挙行しただけ で、碑石の維持管理のみに終始するという、本意ならざる歳月を送らなければならなかった。」 と、殉職警察官の慰霊祭が神道式で行なえなかったことを惜しんでいる。

○警察旧友会―在郷警察団―
一九五一年、連合軍の占領時代が終わると早速に、兵庫県警察では、警察官OBと現職の警察官との協力によって、大々的な神道式の殉職警察官の慰霊際を行なうための準備をはじめる。
「占領時代も終局を迎えた昭和二六年六月一八日の県下警察連絡協議会(警察長会議の後身)で、殉職警察官に対する慰霊祭の復活が議せられた。この会議にお いては結論は持ち越されたが、その年の秋の対日平和条約調印とともに、この問題は急速に進展を見た。折よくそのころ芦屋市内の高台に雄大な規模を誇る本県 警察学校の建設工事が始められたこともあって、殉職碑を新警察学校に移転する計画が具体化したのである。同碑は建前として警察旧友会の管理下にあったので あるが、旧友会は既に戦時中に自然消滅しており、碑の移転問題がおこった当時は、その再興をはかる若干の有志が組織する警察退職者連盟があるのみであっ た。このため国警本部では、同連盟ならびに自治体警察を含む県下全警察官の醵金による移転を企図し、自治警の賛同を得るため、そのまとめ役を神戸市警に依 頼した」 。

兵庫県警察旧友会は、
「自然消滅のまま終戦を迎えた。戦後その再建が望まれつつも機が熟せず、ようやく昭和二三年八月、もと所属長クラスの一部有志による親睦会が生まれ、春秋 二季に定例会を開くという意味からその名を春秋クラブと名付けた。同クラブではその後会合を重ねるにつれて全県下の退職者を糾合して旧友会を再建しようと いう声が高まり、昭和二六年九月春秋クラブは兵庫県警察退職者連盟に発展、同年一二月兵庫県警察旧友会と戦前の旧名称に復帰した」 という。

これは、戦前に松井茂が、「最近在郷軍人会と同様、警察官出身者を以て一種の在郷警察団とも称すべきものを作ってはどうかというの説があるようであるが、 これは事変に際し、現役警察官のみでは治安の維持を保し難いから、警察に経験ある人々を組織して、警察官の任務を援助するという趣旨であるが、同時にこれ は国民警察教育に役立つ機関となり得るものであろう。しかしこれ等の人々の中には、既に年老いた者も少なくないから、年少者のみで団体を組成することも一 策ではあるが、果たして実績を挙げ得るか、大なる問題である。むしろ消防組は、防火の傍ら警衛、交通犯罪予防等の為めに力を致しているのが慣習であるの で、これ等の者を補助警察官となすべく、法制上より認めることも一策ではあるまいか。」 と述べたことと一致する。

一九六四年(昭和三九)、兵庫県警察旧友会は、現在の兵庫県警友会に発展を遂げる。さらに、この兵庫県警友会は、後に結成される全国警友連合会を支える組織の一つとなる。

兵庫県警友会会長桑垣伝氏は、
「東京都警 友会が秦野警視総監のあっせんもあってめでたく結成し、会長には安部源基さんが選出されたことから、全警連の会長は東京都警友会の会長をもってあてる、と いう方針にしたがい、安部東京都警友会会長を万場一致で全警連会長に選出した。阿部さんは警視総監や内務大臣を勤められたことのある立派な方で大正から昭 和にわたって活躍された方である。氏は静かに壇上に立ち″今や国を挙げての重大な時局を迎えている。警察のOBとして一致して努力したい″と力強い挨拶を された。続いて来賓として出席された警察庁長官・新井裕さんが立ち″70年問題や沖縄問題、それに大学問題に関連して警察も多忙を極めているが、これを乗り切る十分の覚悟はできている。しかし何といっても警察経験の深い全国の警友のみなさんの心からなる協力を得たい″との祝辞を兼ねたあいさつがあってパーティーの 懇談の席についた。・・・この長官と元内務大臣(かつての警察の最高首脳者)をしておられた安部さんとが手を組まれて、ここに連衡合従(互いにしっかり手 をにぎること)して心からの協力と指導に当たられるならば、治安の全とう全警連の充実は見るべきものがあることを確信するとともにかつて埼玉、山形、千 葉、神奈川、 京都などの各府県の方たちが″先達ち″となって今日を築かれたことに対して敬意を表するものである。とにかく現職とOBが手をたずさえ、協力して行くなら ば、これからの困難な治安問題をも十分に乗り気っていけるものと全警連総会に出席して確信を深めた次第である。」 と述べている。

※サミット警備にどこか似ている?


○儀式―警察官として永遠に生きる―
それでは、このようなOB達とともに、警察が盛大に行ないたいと願った合同慰霊祭とは、いったいどのようなものであったのだろうか。
一九六九年(昭和四四)、兵庫県警察学校で合同慰霊祭が催されている。

「恒例の本県殉職警察官合同慰霊祭は、警察本部および警友会の共催で五月二〇日に芦屋市朝日ヶ丘の兵庫県警察学校において、新しく合祀の故〇〇巡査部長 (有馬署)同〇〇巡査部長(西宮署)の遺族のほか一三柱の年忌該当遺族三〇名を招待し、知事をはじめ多数来賓のご隣席を仰ぎ、斉主生田神社の神宮によって 厳粛のなかにも盛大に執り行なわれた。祭場にあてられた殉職警察官の碑前には、各方面からよせられた花輪、榊その他の供養で飾られ、またすみわたる五月の 空は、初夏を感じさせ、新緑があざやかにはえて殉職者の偉勲をしのぶにふさわしい雰囲気につつまれて、参列者がそれぞれ着席した。午前一〇時静まり返った 式場へ音楽隊の奏楽とともに生田神社の神官ら一一名が静かに入場し、慰霊祭は予定どおり進行した。修祓の儀に続き、殉職警察官の功績をひろうする神官の祝 詞奏上のあと〇〇本部長が祭壇に進み『あなた方は、いずれも治安維持のために尊いみ柱となられたのであり、この勲は永久に兵庫県警察史の上に名を留め、身 をもって示された崇高な奉仕の精神は私たち警察職員の心の奥深く刻みつけられかつ受け継がれていくものと信じます。現下の世相は、ますます複雑困難な問題 を提起し、私たち警察官に課せられた職責はいよいよ重大になってきたことを感じさせられます。この際私たちは一致協力し、もって尊い遺勲に添いたいと思い ます』と祭文を朗読し、〇〇警友会長の祭文、さらに〇〇公安委員長、知事、県議会議長、検事正の順でそれぞれ慰霊の際詞が捧げられ往時をしのぶ遺族をはじ め約五〇〇名におよぶ参列者から新たな涙をさそった。際詞朗読に続き碑前において神子の舞いがひろうされたあと音楽隊の奏楽のうちに参列者の玉串奉典がお こなわれてそれぞれ殉職者の冥福を祈り、午後一一時慰霊祭は、とどこうりなく終了した。」

殉職警察官合同慰霊祭は、このような儀式であった。

また、長野県警察には、長野県長野市花岡平に警察官墓地があり、殉職警察官を祀った「長野縣殉難警察官之碑」という慰霊碑があり、その碑の左右には殉職警察官一人一人の墓がある。

元長野県警察学校長永井誠吉氏は『長野県警百年の歴史』の中で、「我身の危険を顧みず、職責遂行のため、わが一命を県民保護のために捧げた人々は、実に五 十一名の多きに及んでいる。これらの人々は、治安の大義に直面して敢然と凶賊と戦い、あるいは伝染病の悪疫の撲滅に艇身し、あるいは山野に尊い人名の救助 のため倒れるなど、また、近年交通凶害の除去のために殉じた人々など、この厳粛にして崇高なる犠牲は実に警察精神の華である。・・・われわれの先輩の尊い 足跡を銘記して、後進の教訓とするとともに、広く県民に報告することもまた意義あることではないか」 と述べている。

ここでは詳しく紹介できないが、兵庫県警察や長野県警察が特別なのではなく、福島県警察機動隊の庭にも殉職警察官の碑があり、他の県の警察でも殉職警察官の慰霊碑の存在が確認できる。山形県に至っては警察招魂社という神社まであるという。そして、そこでは毎年慰霊祭が行なわれている。

『兵庫県警察史 明治・大正期編』では、警察官の殉職について以下のように述べている。
「人間にとって、死は避けることのできない問題であり、その死は普通予告なしにやってくる。死はすべての人間に平等であるが、治安維持の責に任ずる警察官 には、職務の遂行に際しわが身を死の危険にさらさなければならない場合があり得る。そこにおいて問われるのは警察官たることの使命観であるが、死を乗りこ える使命観は自己犠牲の極限を示し、それは『鬼神を哭かしめる』ものである。ある意味で殉職は警察官として永遠に生きることに通ずると言えよう」 と、警察官の殉職の神聖さ、その崇高さを称えている。

しかし、すでに述べたように「警察精神」は、松井茂が巡査という群衆の心理操作を目的に暗示として利用し、警察組織内部世論を形成―士気高揚―するための 宣伝に用いた暗示の一つに過ぎない。このことは、「警察精神」と繋がる警察官慰霊祭が、「警察精神」の意味を知ろうと知るまいと、警察官の死を宣伝利用す ることとなっていることを示している。

そのことは、神戸市警察部(現兵庫県警察)が、崇高な警察官の死を警備宣伝として利用していることからも明らかであろう。

昭和二三年五月四日の「神戸新聞」は、「寿賀刑事奇禍に倒る 神戸事件初の殉職」と寿賀刑事の殉職を報道した。しかし、この寿賀刑事の死は、『兵庫県警察 史 昭和編』(兵庫県警察本部、一九七五)で「昭和二三年五月二日、国際ギャング事件残党捜査の特命を受けて阪神三宮駅に張り込み中、午後五時過ぎ逃走中の犯 人を発見した寿賀巡査は、阪神電鉄地下線軌道内を追跡したが、三宮駅東方約一〇〇メートルの地点で電車にはねられ絶命した。警部補に二階級特進。行年二八 歳」と記されており、『神戸市警察史』(神戸市警察部,一九五六)でも同様の記述が確認できる。

このことは、寿賀刑事の死が「神戸事件」と無関係であったことを意味しており、警察官の死が「神戸事件」に関連付けられ世論操作のための宣伝として利用された可能性を示唆している。

日本警察は、崇高な警察官の殉職(死)さえも宣伝として利用しているのである。







2008-07-31 04:17 nice!(0) コメント(0) トラックバック(0)
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