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[再掲]安倍晋三元総理射殺事件で「救急隊員ら6人がPTSD疑い」!? 「衆人環視下であるため収容を優先」ということは救命の可能性がなかったことを示しているのでは? [からかい殺す世の中に] [安倍ちゃん炸裂しろ!!]

2022年7月28日の『毎日新聞』のニュースサイトに「救急隊員ら6人がPTSD疑い 安倍氏銃撃時の救命記録を公開」という記事があった。
安倍晋三元首相(67)が街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、奈良市消防局は28日、現場に出動した救急隊員らの救命活動記録を公開した。救急車は119番から10分後に到着し、CPA(心肺停止)状態だった安倍氏にあらゆる応急処置が講じられた緊迫の様子が記載されていた。一方、現場で活動した計24人のうち6人が事件後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)が疑われる症状を訴えていることも市への取材で判明した。

報告書などによると、救急隊員らが急行した際、安倍氏は道路のアスファルト上にあおむけの状態(背(はい)臥(が)位(い))になり、警備関係者らに付き添われていた。頸(けい)部(首元)には銃創が確認された。心肺蘇生や気管挿管、酸素吸入、心電図の確認などの応急処置が繰り返されたが、「初期波形は心静止」とされ、容体が全く改善しない状況が書かれていた。

報告書には「群衆多数で、現場騒然としており衆人環視下であるため収容を優先」との記述も。最悪の事態が想定される中、市消防局はプライバシー保護の観点から、安倍氏を人目に触れない場所へ速やかに移動させることが必要と判断。

PTSDは生死に関わる体験をすると、不安や動悸(どうき)のほか、自らの意思と関係なく記憶がよみがえる症状が出ることもある。

現場での作業は現場指揮や支援、群衆を整理する危険排除なども含まれるが、市は個人情報を理由に6人の所属や当時の担当は明らかにしていない。
などと書いてあった。

この記事を見て違和感を感じた。

安倍晋三元総理が射殺された事件で、事件当時の動画を見た限り、安倍晋三元総理の顔色が悪く、反応もないようだったが、交通事故のように身体損傷が激しいとか何人分もの血が滝のように流れているような状況ではなかったように見えた。

交通事故でレスキュー隊が大型油圧救助器具を使って救助しなければならないくらい、グジャグジャに潰れた人を救助することや、救急出動したものの現場で死亡が確認される場合や、救急車内で亡くなることも体験することもあるであろう救急隊員が、一つの事案で通常の救急業務であつかう状態より遙かに綺麗な状態の患者を収容しただけで、救急のプロが6人もPTSDになるものだろうか?

なんとも奇怪な話しだ。

「『初期波形は心静止』とされ、容体が全く改善しない状況」で、「群衆多数で、現場騒然としており衆人環視下であるため収容を優先」という記述からは、通常なら到着直後に死亡とされるような状態だった可能性がみてとれる。

通常考えられる救命の可能性があるなら、救命のプロが「衆人環視下であるため収容を優先」という判断は絶対しないだろう。これは、医療や救急でなく、政治や警察の判断であるように思える。

「『初期波形は心静止』とされ、容体が全く改善しない状況」という記述の「心静止」という見慣れない表現を調べてみると、

Wikipediaの「心静止」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E9%9D%99%E6%AD%A2 には、
心静止(しんせいし、asystole)とは、心室の収縮がない状態のことである。 心停止の最も深刻な形態であり、通常不可逆的である。心臓は電気的に興奮しておらず、心電図上はP波が見られることもあるがQRS波は確認できず、平坦な1本の基線のみとなる。

心臓の電気的な興奮が認められないため、自動体外式除細動器(AED)の適応はなく、心臓マッサージ等の心肺蘇生とエピネフリンなどの昇圧剤の静脈内投与がその治療である。
などと書いてあった。

「心静止」では「自動体外式除細動器(AED)」は意味がないということのようだ。

『Medical Note』というサイトの「心停止」https://medicalnote.jp/diseases/%E5%BF%83%E5%81%9C%E6%AD%A2 という項目によると、
心停止とは、心臓が体に血液を送るのに有効なはたらきができていない状態を指します。通常は、心臓に近い、かつ外から触れることができる総頸動脈で脈拍が確認できないと心停止とみなします。この状態で胸骨圧迫(心臓マッサージ)を含む心肺蘇生の効果がない場合に死亡と判断します。

心停止には心臓のはたらきから3つの分類があります。 ①脈なし心室性頻拍・心室粗動 ②無脈性電気活動 ③心静止 以上の3つです。 ①と②は心電図やエコーでまだ心臓が動いていることが確認できます。③は完全に心臓が止まっている状態ではじめが①や②であっても蘇生ができなければ最終的には③となります 。
などと書いてあった。

素人が読む限り「『初期波形は心静止』とされ、容体が全く改善しない状況」というのは、現場でずっと「心静止」状態だったということだから、すでに「死亡」だった可能性が高いように思える。

「救急隊員ら6人がPTSD疑い」というのは、通常、「死亡」と判断して救命処置や医療行為が停止されるような状態で、救命処置や特定行為を継続するよう命令されたことの無力感からくるPTSDなのではないだろうか?

パワハラによるPTSDと同じ状況に晒されたのではないかとの疑念が持たれそうな事案である。そんな疑念を持たれないように、奈良市消防局は、所属や当時の業務を発表しておいた方が良いのではないだろうか?

財務省の赤木さんの自殺の構造と似ているような気がしてならない。

救急隊員の常識では胸骨圧迫(心臓マッサージ)を含む心肺蘇生の効果がない状態が続いているのに、警察の見せる警備活動のように、「衆人環視下」の状況を考慮して、見せる救命活動を継続しつつ「安倍氏を人目に触れない場所へ速やかに移動させること」つまり「衆人環視下であるため収容を優先」させたことに起因しているのではないだろうか。

素人考えだが、救命のプロなら心臓が破裂している場合の胸骨圧迫(心臓マッサージ)した際の感覚(グチュグチュ内部で出血が大きくなっていく感覚?)で言い知れない不安と恐怖を感じながら、命令が続く限り止めたくても止められないという状態にされ、強い無力感を感じる状況が継続したことでPTSDを発症したような気がする。

通常業務ではすでに「死亡」のはずと思いながらも命令が続く限り心肺蘇生し続けざるを得ない状況というのは、公文書を改ざんするよう繰り返し命令され意思に反して改ざんせざるを得ない状況にされるのに似ている気がする。

もしそうだとするなら、なんとも気の毒な話しだ。







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