SSブログ

[再掲]猫さかり巡査も盛る交番(ハコ)の中 「交番で部下と性行為 巡査部長を減給―兵庫県警」 また、盛り上がってしまったようだ。 [「巡査臭ぷんぷん」だよ。]

2020年03月19日の時事ドットコムのサイトに「交番で部下と性行為 巡査部長を減給―兵庫県警」という記事があった。

兵庫県警察本部
監察官室によると、巡査部長は既婚者で、昨年12月から今年2月ごろまで女性巡査と不倫関係にあった。勤務中、数回にわたり交番の休憩室で性行為をしていたという。


また、盛り上がってしまったようだ。

いつもの「同日付で依願退職した」を書いていないことから、現職のままのようだ。

猫さかり巡査も盛る交番(ハコ)の中

盛り上がり花栗香る交番(ハコ)の中

栗の花女性巡査の口に咲く

栗の花女性巡査のまとう香(コウ)

宿直の女性巡査に栗匂う

警察の施設に匂う栗の花

巡査臭プンプンするよ栗の花

※「栗の花」は夏の季語。季節とは関係ないが、確かに警察施設はいつも「栗の花」の匂いがする気がする。
巡査臭ぷんぷん.jpg


以前このブログの
「『盛り上がってしまって…』当直中署内で性行為 女性巡査が不倫相手と」 兵庫県警察本部兵庫警察署は警察慰安所? 同僚が殉職した場所で警察慰安婦と性交って・・・ [警察官は人間失格である]」という記事で
兵庫県警のおまわりさん(警察官)には、 同僚が殉職した場所で、 警察慰安婦と性交するようなヒトがいるということを忘れてはいけない。 このおまわりさん(警察官)が特別なら、懲戒免職になっているだろうが、 兵庫県警は懲戒免職にしなかった。 懲戒免職にしないということは、 このぐらいのことで懲戒免職にすると、ミンナ懲戒免職になってしまうと思ったからに違いない。 兵庫県警にはこの程度のおまわりさん(警察官)が沢山いて、 こんなおまわりさん(警察官)が幹部になるのである。 昇進試験の不正(現職幹部が金銭を受け取って昇進試験問題集出版会社へ情報提供)を考えれば、不正によって作られた昇進試験問題集で昇進試験にパスしたヒトしかいないということになる。 不正が前提で昇進して行く、兵庫県警にまともな幹部がいたら奇跡だろう。
と書いたが、

また、当ててしまったようだ。

このブログでは、性別2の警察職員(警察官と一般職員)と結婚して子供をもうけた人に、子弟とのPCR検査・・・、じゃなくて、DNA検査を推奨しているが、その理由がご理解いただけただろう。

高知県警「トリプル不倫」現地取材.jpg

高知県警のポスターだが、どこの都道府県警も目くそ鼻くそなので、再掲。

※公文書の偽造や捏造が出来ないと言った兵庫県警察本部総務部会計課の技術吏員をイジメ殺したり、妙法寺の機動隊で同じ隊の警官を二人続けて自殺させたりしても、全然問題にならない。警察施設内での性行は、店先で性交する犬に店主がバケツで水を掛ける程度の極めて軽い処分だ。兵庫県警にイジメ殺された(社会的抹殺含む)無辜の御霊の名誉が回復されるのは、一体、何時のことなのだろうか?

ま、国民皆警察化した社会だから、永遠に来ないか・・・
001.jpg



動物園なんだよ。.jpg







nice!(2)  コメント(0) 

[再掲]安倍晋三元総理射殺事件で「救急隊員ら6人がPTSD疑い」!? 「衆人環視下であるため収容を優先」ということは救命の可能性がなかったことを示しているのでは? [からかい殺す世の中に] [安倍ちゃん炸裂しろ!!]

2022年7月28日の『毎日新聞』のニュースサイトに「救急隊員ら6人がPTSD疑い 安倍氏銃撃時の救命記録を公開」という記事があった。
安倍晋三元首相(67)が街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、奈良市消防局は28日、現場に出動した救急隊員らの救命活動記録を公開した。救急車は119番から10分後に到着し、CPA(心肺停止)状態だった安倍氏にあらゆる応急処置が講じられた緊迫の様子が記載されていた。一方、現場で活動した計24人のうち6人が事件後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)が疑われる症状を訴えていることも市への取材で判明した。

報告書などによると、救急隊員らが急行した際、安倍氏は道路のアスファルト上にあおむけの状態(背(はい)臥(が)位(い))になり、警備関係者らに付き添われていた。頸(けい)部(首元)には銃創が確認された。心肺蘇生や気管挿管、酸素吸入、心電図の確認などの応急処置が繰り返されたが、「初期波形は心静止」とされ、容体が全く改善しない状況が書かれていた。

報告書には「群衆多数で、現場騒然としており衆人環視下であるため収容を優先」との記述も。最悪の事態が想定される中、市消防局はプライバシー保護の観点から、安倍氏を人目に触れない場所へ速やかに移動させることが必要と判断。

PTSDは生死に関わる体験をすると、不安や動悸(どうき)のほか、自らの意思と関係なく記憶がよみがえる症状が出ることもある。

現場での作業は現場指揮や支援、群衆を整理する危険排除なども含まれるが、市は個人情報を理由に6人の所属や当時の担当は明らかにしていない。
などと書いてあった。

この記事を見て違和感を感じた。

安倍晋三元総理が射殺された事件で、事件当時の動画を見た限り、安倍晋三元総理の顔色が悪く、反応もないようだったが、交通事故のように身体損傷が激しいとか何人分もの血が滝のように流れているような状況ではなかったように見えた。

交通事故でレスキュー隊が大型油圧救助器具を使って救助しなければならないくらい、グジャグジャに潰れた人を救助することや、救急出動したものの現場で死亡が確認される場合や、救急車内で亡くなることも体験することもあるであろう救急隊員が、一つの事案で通常の救急業務であつかう状態より遙かに綺麗な状態の患者を収容しただけで、救急のプロが6人もPTSDになるものだろうか?

なんとも奇怪な話しだ。

「『初期波形は心静止』とされ、容体が全く改善しない状況」で、「群衆多数で、現場騒然としており衆人環視下であるため収容を優先」という記述からは、通常なら到着直後に死亡とされるような状態だった可能性がみてとれる。

通常考えられる救命の可能性があるなら、救命のプロが「衆人環視下であるため収容を優先」という判断は絶対しないだろう。これは、医療や救急でなく、政治や警察の判断であるように思える。

「『初期波形は心静止』とされ、容体が全く改善しない状況」という記述の「心静止」という見慣れない表現を調べてみると、

Wikipediaの「心静止」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E9%9D%99%E6%AD%A2 には、
心静止(しんせいし、asystole)とは、心室の収縮がない状態のことである。 心停止の最も深刻な形態であり、通常不可逆的である。心臓は電気的に興奮しておらず、心電図上はP波が見られることもあるがQRS波は確認できず、平坦な1本の基線のみとなる。

心臓の電気的な興奮が認められないため、自動体外式除細動器(AED)の適応はなく、心臓マッサージ等の心肺蘇生とエピネフリンなどの昇圧剤の静脈内投与がその治療である。
などと書いてあった。

「心静止」では「自動体外式除細動器(AED)」は意味がないということのようだ。

『Medical Note』というサイトの「心停止」https://medicalnote.jp/diseases/%E5%BF%83%E5%81%9C%E6%AD%A2 という項目によると、
心停止とは、心臓が体に血液を送るのに有効なはたらきができていない状態を指します。通常は、心臓に近い、かつ外から触れることができる総頸動脈で脈拍が確認できないと心停止とみなします。この状態で胸骨圧迫(心臓マッサージ)を含む心肺蘇生の効果がない場合に死亡と判断します。

心停止には心臓のはたらきから3つの分類があります。 ①脈なし心室性頻拍・心室粗動 ②無脈性電気活動 ③心静止 以上の3つです。 ①と②は心電図やエコーでまだ心臓が動いていることが確認できます。③は完全に心臓が止まっている状態ではじめが①や②であっても蘇生ができなければ最終的には③となります 。
などと書いてあった。

素人が読む限り「『初期波形は心静止』とされ、容体が全く改善しない状況」というのは、現場でずっと「心静止」状態だったということだから、すでに「死亡」だった可能性が高いように思える。

「救急隊員ら6人がPTSD疑い」というのは、通常、「死亡」と判断して救命処置や医療行為が停止されるような状態で、救命処置や特定行為を継続するよう命令されたことの無力感からくるPTSDなのではないだろうか?

パワハラによるPTSDと同じ状況に晒されたのではないかとの疑念が持たれそうな事案である。そんな疑念を持たれないように、奈良市消防局は、所属や当時の業務を発表しておいた方が良いのではないだろうか?

財務省の赤木さんの自殺の構造と似ているような気がしてならない。

救急隊員の常識では胸骨圧迫(心臓マッサージ)を含む心肺蘇生の効果がない状態が続いているのに、警察の見せる警備活動のように、「衆人環視下」の状況を考慮して、見せる救命活動を継続しつつ「安倍氏を人目に触れない場所へ速やかに移動させること」つまり「衆人環視下であるため収容を優先」させたことに起因しているのではないだろうか。

素人考えだが、救命のプロなら心臓が破裂している場合の胸骨圧迫(心臓マッサージ)した際の感覚(グチュグチュ内部で出血が大きくなっていく感覚?)で言い知れない不安と恐怖を感じながら、命令が続く限り止めたくても止められないという状態にされ、強い無力感を感じる状況が継続したことでPTSDを発症したような気がする。

通常業務ではすでに「死亡」のはずと思いながらも命令が続く限り心肺蘇生し続けざるを得ない状況というのは、公文書を改ざんするよう繰り返し命令され意思に反して改ざんせざるを得ない状況にされるのに似ている気がする。

もしそうだとするなら、なんとも気の毒な話しだ。







nice!(2)  コメント(0) 

[再掲]「美味しんぼ 第604話 福島の真実その22」を読んだ。確かに208頁で士郎が鼻血を流している。 [アニメ・マンガほか]

『ビッグコミックスピリッツ』(2014年22・23合併号)の「美味しんぼ 第604話 福島の真実その22」を読んだ。

確かに208頁で士郎が鼻血を流している。

ただし、「福島の放射線とこの鼻血とは関連づける医学的知見がありません。」(新銀座中央病院耳鼻咽喉科医師、209頁)と医学的には、定かでないと、ちゃんと書いている。

「鼻血」についてみると、

「福島に何度かいらしているそうですが、体調に変わりはありませんか。」(岐阜環境医学研究所 松井英介所長、210頁)
「じつは、理由がわからないのに鼻血が出まして…」(士郎、211頁)
「やはり。」(岐阜環境医学研究所 松井英介所長、211頁)
「僕も鼻血が止らなくなった。病院に行ってもぜんぜん原因がわからない。」(211頁)
「む、私も鼻血が出た。」「大量ではなく、鼻をかんだら血が混じっているくらいだったが、」「福島に行くようになってからひどく疲れやすくなった。」(海原雄山、211頁)
「私も鼻血が出ます」「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです。」(井戸川、212頁)
などと、「鼻血」について、ちょっとくどいほど書いてある。

たしかに、岐阜環境医学研究所 松井英介所長が「福島に何度かいらしているそうですが、体調に変わりはありませんか。」「やはり。」などと言っているので、福島の放射線と鼻血との関係を暗示しているといえそうだ。

だが、それほどワンワンキャンキャン言うほどの表現には思えない。

あんまり騒ぐと、鼻血の原因をPM2.5のせいだと宣伝した効果がなくなるから、まずいと思って騒いでいるのか?

などと深読みされかねないので、そんなに騒ぐべきでないだろう。

大阪市長がワンワン言っていたようだが、関西に住んでいると、そんなに気にならない表現だ。

関東に住んでたり、関東に出張などで行き来する人は、鼻血がでたりしたら、

「もしかしたら、放射線のせいか?」

などと思ってしまった経験があるから、ワンワンキャンキャン言っているのだろうか?

ブラック企業で、労働条件について苦情を言う同僚をミンナでイジメるのと一緒で、自分が怖くて言えないことを他人が言うとイジメたくなる犬党特有の心情を吐露しているのだろう。

普通の健康状態で、年に何回くらい、月に何回くらい鼻血が出るものなのかは知らないが、通常の頻度を超えて鼻血が出るのだとしたら、不安に思って気にする人が出てくるのも当然だ。

不安になるから風評が出るのだろうから、

風評被害が出ないようにするには、ワンワンキャンキャン言う前に、

普通の健康状態の人の鼻血が出る頻度を発表してもらって、鼻血について詳しく知って、自己管理できるようにしてもらうのが一番のように思うのだが…

そうすると、本当のことが分かるからまずいからワンワンキャンキャン言うのだろうか?

ワンワンキャンキャン言うと、よけい不安をあおって、風評が大きくなる気がするのだが…

この風評を大きくして、何かを隠そうとでもしているのだろうか。

「美味しんぼ 第604話 福島の真実その22」の「鼻血問題」は、福島第一原発の事故現場の工事現場のような場所で鼻にチリが入って鼻血が出たのか?などと思うぐらいで、それほど怖いとも思わないが…

「1号機から3号機の燃料はメルトスルーして、今どこにあるのかもわからない…」「この状況で根本的な処置ができるはずがありません。」(士郎、205頁)という所の方が、怖い。

「メルトダウン」より「メルトスルー」の方が、言葉の響きが、怖い。

いったいどこまで、「スルー」していくのだろう?

ブラジルまでか?

などと、不安に思ってしまう。

『美味しんぼ』では一応、原子炉格納容器の底は抜けていないように描いてあるので、不安を煽ることはないと思うが…

熱い核燃料は何処まで行っちゃったんだろう?

風評被害が出ないように早く行方を明らかにしていただきたいものだ。

※危機管理広報的な発想をすれば、「鼻血」でワンワンキャンキャンいうのは、「メルトスルー」から目をそらすためということになるだろう。「鼻血」(危機を煽る語)と「風評被害」(危機を管理する語)を危機管理のためのスローガンにしたのだろう。究極の危機管理のスローガン「自粛」には及ばないものの、「風評被害」も応用範囲の広いスローガンだ。



以下
「『被災地で目立つ鼻血発症 岡山大教授ら調査』「美味しんぼ」の『鼻血』表現は、不安を煽るものでなく、事実を伝えるものであった? [世界の彼方此方で「ニャー」と叫ぼう。]」を再掲。

 2014年7月14日の『神戸新聞』ニュースサイトに「被災地で目立つ鼻血発症 岡山大教授ら調査」という記事があった。

「原発事故の後、福島では本当に鼻血を出す人が増えたのか。その疑問に答えるため、岡山大学の津田敏秀教授(環境医学)らは福島県双葉町の協力を得て調査。被災地外の地域と比べて鼻血の症状を訴えた住民の割合は高いことが確かめられた」のだそうだ。

「調査は、水俣病などの公害被害調査を参考に疫学的手法を採用。2012年11月、全町民を対象に実施した。」というから、『美味しんぼ』でこの研究結果を紹介していれば、鼻血には、科学的な根拠があったことになる。

「比較対象に選んだ滋賀県長浜市と比べ、鼻血を発症する確率は双葉町民の方が3・8倍あった。吐き気や疲れやすさなどの率も有意に高かった。」というから、いよいよ、放射線の影響が疑われる。

 ただ、滋賀県長浜市と福島県双葉町とでは、塩分摂取量がことなり、高血圧等の成人病の発症率が3・8倍(比較にならない程多い)なんてことはないのだろか?

 高血圧患者数の単純比較では、3・8倍(都道府県別統計とランキングで見る県民性http://todo-ran.com/ts/kiji/14940)にはならないようだが・・・

 ちなみに、2008年のデータで一万人当たり、福島県は900.96人、滋賀県は631.40人。高血圧と鼻血は関係があるそうだ。

 潜在的な患者数が4倍というのも考えづらいが・・・

 その辺の問題はないのだろうか?

 私なら、あとから、ワンワンキャンキャン言われないように、島根県の都市と比較するが・・・

 2008年のデータで一万人当たり、島根県は872.98人と福島県の900.96人に近い。

 これなら、潜在的な患者数(予備軍含む)も同程度と言い張れるから、明快だ。

 きっと、大きな声で言えない、深い事情があったのだろう。


「津田教授らは、長期の避難生活だけでなく放射線の影響があるとみており、熊本学園大学の中地重晴教授が調査の中間報告を昨年、学会で発表。健康管理の重要性を訴えた。郷地所長は今回、これらの症状を医学面から考察。」ということだから、

 医学上、問題ないのだろう。

津田教授は、
「『説明に無理がなく、内容に異論はない。鼻血の症状自体を認めない人もいるが、それこそ科学的な根拠がなく、問題だ』」「ただ住民の訴えは「『ストレスの影響』などと軽視され、実態調査もほとんどなされてない。津田教授は『大気中の微小粒子状物質「PM2・5」では大騒ぎするのに、調査する権限を持つ自治体の首長も、この問題では事実を調べようとしない。その責任は大きい』」と指摘したという。

 『神戸新聞』は同日付の「福島の鼻血『内部被ばくか』神戸の医師、学会で発表」という記事でも、

「東日本大震災による原発事故の後、福島県では、子どもを中心に鼻血が出る症状が相次いだ。漫画『美味(おい)しんぼ』で登場人物が鼻血を流す場面が『風評被害を招く』などと批判されたが、実際に放射性物質が結合した金属粒子が鼻の粘膜に付着し、内部被ばくを起こした可能性があることを、東神戸診療所(神戸市中央区)の郷地(ごうち)秀夫所長が12日に名古屋市で開かれた日本社会医学会で発表した。」と伝えている。

「郷地所長によると、福島からの避難者の2人に1人ほどが家族などの鼻血を体験している。突然出血し、普段あまり鼻血を出さなかった子どもが多いのが特徴。避難後はほとんどの症状が治まっているという。」

「郷地所長は、金属粒子が鼻の粘膜に付着したのが引き金となった可能性を指摘」し、

「金属粒子は直径数ミクロンで、人体のごく小さな範囲に1日100ミリシーベルトを超える放射線を出し、組織を損傷する」として、

「『もともと花粉症やアレルギーなどで粘膜が炎症していた人が出血を起こしても不思議はない』」などと述べて、

「大量に吸い込んだ人も少なくないとみられ、内部被ばくの問題と捉え、早期に科学的な調査と分析をすべきだった」と指摘したという。

 『美味しんぼ』の「鼻血」表現は、不安を煽るものでなく、事実を伝えるものであった可能性が高そうである。

 ワンワンキャンキャン言って、『美味しんぼ』を責めて、その尻馬に乗った犬党のヒトビトは、どう責任を取るのだろうか?

 あ、ジブンのせいでなにが起こっても責任を取らないのが、犬党だった。





nice!(2)  コメント(0) 

[再掲]ブラック・ジャックの顔の傷は、原子力政策を批判している? [アニメ・マンガほか]

 『手塚治虫漫画全集 ブラック・ジャック 第3巻』の第1話「友よいずこ」に興味深い記述がある。

 ブラック・ジャックの顔の傷が、少年時代に、黄色人種と黒色人種のハーフの友人のタカシという少年のお尻の皮膚を移植した痕であるとの秘話が語られている。

 確かに興味深い話だが、それよりも興味深いのは、ブラック・ジャックに皮膚を提供したタカシ少年が大人になって、自然保護団体の活動家になって、アフリカのアルジェで原子力基地計画の反対運動に加わって、不幸にも暗殺されたということだ。

 ブラック・ジャックの顔に移植された皮膚は、タカシの形見となったのである。

 ブラック・ジャックのあの特徴的な顔の傷は、自然保護団体の活動家が原子力基地計画の反対運動のために暗殺されたことを象徴しているのだ。

 これは、原子力政策への批判ではないだろうか。 

 さらに興味深いことに、手塚治虫は、暗殺者たちを狼とも犬とも見える動物の顔をした人間として描いているのである。 

 鼻血もよいが、犬党が展開している原子力政策に反対して行進する際の旗には、ブラック・ジャックの顔を描くのが相応しいかもしれない。

 著作権の問題があるから、無理か…。


※手塚治虫は、この物語の中で原子力政策に反対して暗殺された自然保護団体の活動家であるタカシを地球を治す医者と呼んで、地球を治す医者が必要だと書いている。


nice!(0)  コメント(0) 

[再掲]『ブラック・ジャック』の「人形と警官」 手塚治虫にも「文芸の哲学的基礎」があったようである。 [アニメ・マンガほか]

『手塚治虫漫画全集 ブラック・ジャック 第4巻』に第2話「人形と警官」という物語がある。

「人形と警官」は、警察官の人形の物語である。


この物語は、警察官の人形に市民が脅かされて、

「なんでえ人形のポリ公かい」といって、警察官の人形を痛めつけるという場面からはじまる。

警察官の人形は、市民に倒されたり、顔にペンキを塗られたりする。

そのたび、警察官は、倒された人形を起こしたり、掃除をしたりする。

そのうち警察官は、警察官の人形に話しかけたりするようになって、周囲から奇異な目で見られるようになる。

そんな様子を心配した警察官の母の「近所の人がねおまえがあの人形に話しかけてたって」との問いに、

警察官は、「ああ…、おれあいつ好きなんだ」などと答える場面が描かれている。

さらに手塚治虫は、警察官に「おれナマミの人間とはつきあえないんだよ」と語らせている。

警察官は、警察官の人形に悪戯する人間を捕まえようと張り込みをする。

犯人を見つけた警察官が、犯人を追いかける際に、信号無視をして車にひかれる。

瀕死の重傷を負った警察官の命をブラック・ジャックが救い、

警察官は入院先の病院の看護婦と付き合いはじめ、めでたしめでたしという話だ。


警察官の人形が人形だと分かった瞬間、市民が人形を痛めつける姿は、当時の市民の警察への感情が良く描けている。

警察官に「おれナマミの人間とはつきあえないんだよ」と語らせているところは、漱石の警察官は人間失格という言葉に通じるものがある。

どうやら、手塚治虫にも「文芸の哲学的基礎」があったようである。


nice!(0)  コメント(0)