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[再掲]「DJポリス」は、打算的で邪悪なポリス(警察)という意味? [ジョーク]

「DJポリス」で検索すると、

ライブドアニュースに「岡村が『DJポリス』報道に不快感」(2013年6⽉10⽇ 19時50分)という記事があった。

6⽇放送のニッポン放送「ナインティナインのオールナイ トニッポン」で、岡村隆史がサッカー⽇本代表のワールド カップ出場決定時に注目された「DJポリス」を巡る報道に 不快感を⽰した。


岡村は「DJポリス」に賞賛が集まることについても不快感を⽰している。「お かしいねん。そもそも、警察官の⼈がこんなこと⾔う事⾃体もおかしいやんか。みっ ともないで」「(サポーターが)おまわりさんコールするのも、気持ち悪いで。全体 的に気持ち悪い」と発⾔


と書いてあった。

確かに「気持ち悪い」話だ。

Wikipediaによると「DJポリス」というのは、

DJポリス(ディージェイポリス)は2013年6月4日にサッカー日本代表が2014 FIFAワールドカップ・アジア予選においてワールドカップ出場を決めた夜、渋谷駅前で、大勢のサポーターにユーモアを交えた話術でルールを守るよう呼びかけた警視庁機動隊員に対する愛称。


ということらしい。

「愛称」と書いてあると、市民が親しみを込めて自然発生的に呼んだように感じるヒトがいるかもしれないが・・・

マスコミが警察広報(警備警察でいうところの警察宣伝)に協力し、警察主導で作り出した「愛称」なのだろう。

「DJポリス」は、警察官の「愛称」とされる「おまわりさん」という語と同じ手法で作られたと考えた方が良いだろう。

森銑三『明治東京逸聞史』によれば、

明治七年二月、東京における『邏卒』を『巡査』と改称したその年の新聞に、『巡査』に「オマハリ」と振仮名があった(森銑三『明治東京逸聞史 1(全2巻)』平凡社、1969年、40頁)という。

つまり、『巡査』が出来たその年の内に「オマハリサン」という愛称はあったのである。

このことは、「おまわりさん」という語が、市民が親しみを込めて自然発生的に生まれた語ではないということを示している。

マスコミが警察広報(警備警察でいうところの警察宣伝)に協力するという形は、明治の初期からある日本の悪しき伝統である。

「『DJポリス』に賞賛が集まること」「(サポーターが)おまわりさんコールする」のを見聞きして、「不快感」を持ったり、「気持ち悪い」と感じるのは当然のことなのである。

親しみを持つよう強制されることは、不快で気持ち悪いものである。


この気持ち悪さを、アニメ『ワンピース』(432話)は見事に表現している。

アニメ『ワンピース』の432話で、獄卒長サディが登場する場面の海兵の言葉が非常にいい。

●監獄の入り口の扉が開き、獄卒長サディが登場
海兵1:「誰だ?」
サディ:「私は拷問大好きサディちゃん。侵入者が出た上に海軍の手を借りたとあっては、インぺルダウンのぅ~、恥の上塗り」
海兵2:「自分を『ちゃん』付けするなんて、ふざけているのか?」

という場面である。

犬党のヒトビトは、警察官が自分のことを

「おまわりさんは~」
「おまわりさんが~」
「おまわりさんに~」

というのを聞いて、

「自分を『さん』付けするなんて、ふざけているのか?」

と思わないのだろうか?

この国のヒトビトは、

親しみを込めて「DJポリス」と呼べる人ばかりなのだろうか?

裏金作りやいじめや冤罪など組織ぐるみの不正(本当は犯罪だが誰も捕まえない?)を行い、

盗撮、痴漢―中略―強盗強姦殺人犯を多数輩出している警察(ポリス)に親しみを込めて「DJポリス」などと呼べるものだろうか?

打算的で邪悪なポリス(警察)の略なら頷けるのだが・・・






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