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素朴な疑問。 天皇陛下のご意向も確認せずに、勝手に「天皇を『日本国の元首』と位置づけ」ちゃっていいものなのだろうか? [ジョーク(未来予測)]

2012年4月27日の 『日経新聞』のニュースサイトに「自民が憲法改正草案 『天皇が元首』『国防軍』明記」という記事があった。

自民党は27日、7年ぶりとなる新たな憲法改正草案を決定した。自衛隊を「国防軍」と改め、現行憲法が解釈で禁じる集団的自衛権の行使を容認。天皇を「日本国の元首」と位置づけ、日の丸や君が代の尊重を義務づけた。次期衆院選をにらみ保守色を強めて民主党との対立軸を明確にした。


と書いてあるのだが・・・

ご本人のご意向も確認せずに、

勝手に「天皇を『日本国の元首』と位置づけ」ちゃって、

いいものなのだろうか?

犬党のヒトビトの考えることは、理解に苦しむ。


自民党憲法草案を少し、読んでみたが・・・

自民党憲法草案では、
第12条(国民の責務)  この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力により、保持されなければならない。国民は、これを濫用してはならず、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない。

とある。

日本国憲法では、
第12条  この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

となっており、

「国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」(日本国憲法)という部分が、

「国民は、これを濫用してはならず、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない。 」(自民党憲法草案)

と変わっている。

「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない。」という部分が気持ち悪い。

「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、」と書き加えて、

「義務が伴う」という文言を根拠に、国民に多くの義務を背負わせ、

微塵も自由を与えない(義務の数だけしか自由を与えない)と言っているかのようである。


「常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」(日本国憲法)を、

「常に公益及び公の秩序に反してはならない。」(自民党憲法草案)と書き変えているが、

「公の秩序に反してはならない」という文言は、

警察にフリーハンドを与えると言っているかのようである。

「美しい国、日本」の精神を通してみれば、

日本国憲法のわかりにくい条文をわかりやすくしたということなのだろうが・・・

猫党から見れば、

自民党は、国民の自由を完全に奪って、

警察万能の国家を作ろうとしているようにしか見えない。

自民党憲法草案は、

警察の力によって完全に人間から自由を奪うことを目的とした犬党憲法にしか見えない。

自民党の改憲は、国民皆警察を目的にしているとしか思えない。

犬党は、

まず初めに、本人の意向(自由意思)を無視するという形で 天皇と国民の自由を奪うだろう。

そして、自民党の憲法は、国家元首も国民も奴隷にしてしまうことだろう。




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